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【竣工】尾山台テラス

category: report
2023.10.29

秋といえばスポーツの秋ですが、

48年ぶりにオリンピック出場を決めたバスケワールドカップ。

ベスト8にもう一歩だったラグビーワールドカップ(決勝は10/29)

そして、追いつめられた状況からパリ五輪の切符を獲得したバレーボールワールドカップ。
olympics.comより引用

 

そんな熱い戦いも終わり、涼しく過ごしやすい季節になってきました。
着工していた『尾山台テラス』が完成しました。
前回のブログはこちら【着工】尾山台テラス


尾山台は、SAPでは馴染みのある場所で新築は3件目になります。

 

「ガーデンテラス尾山台」2017年グッドデザイン受賞
サービスレジデンス「グランジュール尾山台」2020年竣工

 

まちの中心にある尾山台の商店街「ハッピーロード」は、尾山台フェスティバル、七夕祭り、夏祭りetc.いつも賑やかで活気があります。『おやまちプロジェクト』という尾山台の住民、商店、小・中学校、大学の方々が集まりチームで活動をしているようです。
おやまちプロジェクトより引用

 

「ハッピーロード」は、毎日16~18時まで歩行者天国になり、歩道の真ん中に、芝が敷き、テーブルやテントなどが置かれ、縁側カフェ、ポップアップストア、おやこサロン、暮らしの保健室「コーヒーと血圧計」etc.などが開催されています。また、大人の交流の場として「Barおやまち」、月1回「おやまちカレー食堂」があり、子どもはひと皿100円でカレーライスが食べられるそうです。
まちとひとを繋げる試みは、これからの尾山台を元気に、豊かにしていて素晴らしい活動だと思います。
おやまちプロジェクトより引用

 

 

シマダグループでも2021年12月から千歳烏山で『シマダの子どもお弁当食堂』を行っており、地域を笑顔にしています。詳しくはこちら

 

そんなハートフルな尾山台に竣工した『尾山台テラス』ですがコンセプトは3つあります。

 

①矩形の開口をモチーフにしたファサードデザイン
前面道路の向かいに尾山台小学校、その北側に尾山台中学校があり、前面道路はスクールゾーンで人通りが多い立地です。東京都市大学の学生(在学生約7000人)が通ります。
北側はディーラーの駐車場で2列に数十台の車が整列しています。この特徴ある景観にあわせて、車のサイドウィンドの矩形をモチーフにしたファサードとしました。
建物正面のテラス、3階北側のテラスを矩形の開口で連続させたデザインでまとめています。外観は、壁と屋根がシームレスに仕上げられる高耐久のガルバリウム鋼板を使用しています。
※外壁ガルバリウム鋼板『ガルボウ』2022年グッドデザイン賞

②まちとつながる開放的なテラス
外壁を開いたような建築にして、その部分にリビングと外部をつなぐようにテラスを設けました。また、斜めに切り出された3階屋根面には全住戸テラスを設けて、矩形の開口で連続させたデザインでまとめています。リモートワークなど家で過ごす時間が増える中で、テラスなどの半屋外空間や窓からの景色の変化が楽しめるような空間が必要ではないかと考えました。室内に空気を取り込み、外とつながる開放的な空間で前面道路に向いた矩形の開口から家の個性が表出します。テラスを基点に生活が滲み出し、まちとつながるような建築を目指しました。3階はテラス付きで、天井高のある勾配屋根としています。テラスの開口部から光を奥へ導くようにひとつながりのワンルームです。リビング全体を自然光で明るくできるように、天井はシルバー色のクロス仕上げにしました。

③生活を豊かにする『ひと手間』
玄関前には、入居者がカスタマイズできる壁面、空間を有効利用できる1ROOM +
テレワークデスク、浴室、脱衣室に開口がある水廻り、小上がりスペースのある部屋などさまざまな工夫をしています。
また、ペット化となっており、玄関へ導くようにつけた犬の足あと、郵便物を受け取る時に使えるリードフック、室内壁はペット用の耐久クロスを使用しています。
館名板、サインなどファサードのモチーフを取り入れています。
テラス部分を車両に用いられるメタリック塗装とし、煌びやかに輝く質感にして周辺環境に調和させています。


テラスをきっかけに生活がにじみ出し、尾山台のまちとつながるような建築になっていくと良いなと思っています。

ただいま入居者募集中です。お早めに、ご内覧ください。

ミッキー