Works
私たちが手掛けた物件事例
保育園へとコンバージョンした
リゾートホテルのデッドスペース
リゾートホテルのデッドスペース
ひばりの保育 石垣のいえ
保育沖縄県石垣市
築40年が経過した石垣島の古いリゾートホテル。
老朽化した大広間はデッドッスペースとなっていた。
何か有効な使い道はないか。思案しているところ、
地域に不足していた保育施設にする案が……。
思わぬ発想の転換から生まれた新しいアイディア。
今では地域密着の施設として支持されている。
老朽化した大広間はデッドッスペースとなっていた。
何か有効な使い道はないか。思案しているところ、
地域に不足していた保育施設にする案が……。
思わぬ発想の転換から生まれた新しいアイディア。
今では地域密着の施設として支持されている。
Concept
Concept
開かれた空間が安心につながる
ホテルに生まれた小さな保育園
築40年を迎えたリゾートホテル4階の長く使われていない大広間を、不足している保育園へとコンバージョンした。ホテル、保育園のエントランスを同じ動線とすることで、保護者や園児たちにとってもセキュリティ面で安心でき、ホテルスタッフも、日々園児たちの成長を見守ることができる。保育園自体は間仕切りがなく開放的で死角のない空間。屋上には海を見渡せるテラスと芝生エリアが設置され、芝生エリアを園児の遊び場として、テラスをホテルゲストの憩いの場として活用されている。
Background
Background
デッドスペースを大胆に見直し
新たな価値を見出す
石垣島の市街中心地にある好立地のリゾートホテル。デッドスペースとなっていた4階の大広間には、島の自然が間近に感じられるように沖縄のシンボルツリーである「ガジュマル」を設置した。屋上には海を一望できるので、園児の遊び場として芝生エリアを設けた。手すりは波型のデザインとし、圧迫感を軽減している。周辺地域の活性化や雇用創出など、単に「ホテル内に新設された保育園」というだけに留まらず、地元住民との連携を意図した。
Designer
Designer
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Producer中川 和紀建築士 / プロデューサー
新潟県出身。工学院大学卒。シマダグループに2007年入社。2009年より石垣島へ移住。シマダグループでホテル運営を中心に行っているタイム・アロー八重山株式会社代表取締役社長兼ひばりの保育石垣のいえ園長。
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- 竣工日
- 1980年竣工の建物を2017年にリノベーション
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- 建設地
- 沖縄県石垣市
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- 種別
- ホテル内保育園
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- 設計期間
- 2016年4月〜2016年10月
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- 工事期間
- 2016年11月〜2017年3月
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- 延床面積
- 93㎡
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- 設計
- シマダアセットパートナーズ株式会社
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- 施工
- 株式会社リビテックス