昨日のブログ、グランジュール尾山台の動画、素晴らしかったですね。
アフターコロナの“新しい生活様式”を楽しく実践できそうで想像が膨らみます。
私も毎週、現場へ行っていましたが、開放的な立地は気持ちが高揚します。
動画にも映っていましたが、ここには都内屈指のサイクリングロード「多摩サイ」がすぐそこにあります。
天気がいい日に「グランジュール尾山台」に行くと走りたくなります。
趣味でロードバイクをやっているので、マイバイクの説明をさらっと。
「世界最軽量フレーム」と言われたスイスのSCOTTのCR1です。
フレームはカーボンで重量8.5kg。ちなみに、漫画「弱虫ペダル」の今泉くんのモデルです。
当初乗り始めは、ホイールのみのカスタムでしたが、2020年正月からちょっとずつカスタム。
カスタム前※カラスヤマベースにて撮影
ヨーロッパからパーツを厳選して輸入し、自分で組み上げています。
①超軽量ステム&カーボンエアロハンドル /DEDA ELEMENTI(デダ・エレメンティ)
②ケーブルワイヤーの内蔵化
③穴あきカーボンサドル /selle ITALIA
④ファストフォワード F4R カーボンホイール+DT Swissハブ+CORSAチューブラタイヤ/Vittoriaヴィットリア
⑤TNIビックプーリー チェーンの駆動部分の抵抗が軽減,回転抵抗を抑えたフルセラミックベアリング。
⑥KMCチェーン X11SL DLC(ダイヤモンドライクコーティング) 低フリクション、高耐久のナノコーティング。
②ケーブルワイヤーの内蔵化が大変で、4本のブレーキ&シフトワイヤーを一度抜いて、ハンドル内部に配線して、ブレーキやシフター調整するデリケートな作業で苦労しました。駆動系は、一度全部バラし、洗浄してハンドル周りも整理して、スッキリ。重量は、夢の7kg台になり、高速レース仕様なのに乗り心地がマイルド。週末に、サイクリングロードを走るのが楽しみです。
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ちょっと長くなりましたが、話を戻します。
そんなマニアックな私が、秋葉原でSOHOとResidenceを計画しています。
鉄道を基点に発展してきた秋葉原は、開発が盛んで、街は変わり続けています。
前回、説明した敷地周辺や歴史については、こちらをご覧ください。
特に鉄道高架下に集積するモノは、木材→青果→電子部品と変わっていき、
昨年末にはホテルが出来ています。この高架下は、秋葉原の原点であると言えます。
その高架下から始まった電気街に無数にある「基盤」(circuit board)から
抽出したデザインをパネル化して、建築としてデザインしていきます。
ヨーロッパの建築で「基盤」(circuit board)からデザインしているものがありました。
イギリスリバプールにある「Sensor City」という大学の最先端のテクノロジーを研究する施設でした。
こちらはパターンをガラスでサンドイッチしてファサードに使っているようです。いつか行ってみたいです。
秋葉原では、抽出したデザインをルーターで打ち抜いたアルミ板を、外壁のファサードやエントランスに展開した空間を計画しています。まずは外観パースです。1階に店舗1戸。下層2~4階がSOHO9戸、上層5~7階がResidence9戸です。
オフィス街に存在感を示す、スタイリッシュな外観デザインとしています。
また、基盤のような素材を探す中で、『 Fabric Glass 』というガラスがあります。イタリア製で、合わせガラスにメタルファブリックを取り込み、安全性とデザイン性を高めた意匠ガラスです。右は秋葉原ラジオセンターで購入した基盤です。
数ある開発の中でも、秋葉原らしさを持った「メイド・イン・秋葉原」の建築を目指しています。
エントランス内観パース
上棟したときに、施工現場レポートをしたいと思っています。乞うご期待ください。
byミッキー