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【祝】グッドデザイン賞13年連続受賞!累計35作品&「グッドフォーカス賞」および「ベスト100」W受賞!

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2026.10.16

すっかり秋めいてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

先日、秋の澄んだ空気を感じながら、愛知県の豊田市博物館と豊田市美術館へ足を運んできました。 谷口吉生氏が手がけた静謐で美しい美術館(写真右)と、2024年新たにオープンした坂茂氏によるフリーゾーンの“えんにち空間”が木造で建築された博物館(写真左)です。

出典:architecturephoto

 

博物館は、既存レベルと約5m高い美術館の2階レベルを一体的な敷地としてつなげた連続するランドスケープデザインとなっていました。 フリーゾーンである“えんにち空間”は、豊田市産の杉を使った木造建築となっており、災害時には博物館に災害対策本部が設置できるそうです。

ひとつの豊かな風景として周辺に溶け込む空間を歩きながら、「建築やデザインが人の心を動かし、暮らしを豊かにする力」を改めて肌で感じる、とても『いい時間』を過ごしました。

 

 

さて、「秋の嬉しい発表」といえば、、、

ここシマダグループにもニュースが飛び込んでまいりました!
毎年秋の恒例になっていますが、今年のグッドデザイン賞は特別です!

1957年に創設され、『Gマーク』でおなじみのGOOD DESIGN賞。
2026年度は、シマダグループからなんと【4作品】が一挙に受賞いたしました!!

 

「グランジュール駒沢公園」
「グランジュール吉祥寺南」
「三鷹台ストリート」
「LET’S EXPO」

 

これにより、受賞記録は「13年連続・累計35作品」へと更新されました!
さらに……今年お伝えしたいのは「連続受賞」だけではありません。

 

グループ初となる「取り組み(ソフト)」での受賞、そして審査対象全件の中から特に優れたデザインとして「グッドデザイン・ベスト100」に選出され、さらに特別賞である「グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン]」を受賞という、シマダグループにとって歴史的な快挙を達成いたしました!!

私たちの挑戦が、建築という「ハード」だけでなく、体験や仕組みといった「ソフト」の面でも高く評価された、大変感慨深い年となりました。

それでは、今年のグッドデザイン賞を受賞した4作品をご紹介いたします!

 

<シマダアセットパートナーズ>

①グランジュール駒沢公園

公式サイト:https://grand-jour.jp/komazawa/

★作品概要:

駒沢公園に近接したアクティブシニア向けサービスレジデンス。ファサード全面の木質軒庇と自動潅水付ミラープランターによりボリュームを抑え、周辺スケールに調和させた。街に開いたガラス張りのラウンジは、地域とつながる交流の場です。10~20年の時間をかけて緑が育つファサードは、地域景観とコミュニティをともに育てていく建築です。

 

★デザインのポイント:

  1. ファサード全面の木質軒庇と空や緑を映すミラー仕上げでボリュームを抑え、周辺と調和する緑の景観デザイン
  2. 環境装置となる自動潅水付ミラープランターで微気候を整え、10〜20年かけて成長する緑を纏うファサード
  3. セキュリティ外側に設けた誰もが立ち寄れるラウンジを通じ、屋内外をシームレスに繋ぐ地域交流スペース


★評価コメント
高齢者住宅を「閉じた施設」から「街と交わる生活インフラ」へと転換させた、伸びやかで機知に富む提案である。 とりわけ、空と樹影を斜めに掬い上げるミラープランターの底面や、空に広がるように張られた木質軒天井。この仰角をもつ二つの面が印象的である。この傾きが風景に揺らぎや違和感をもたらし、ボリュームを巧みに減じつつ、通りを歩く人の視界に思いがけない愉しさを与えているだろう。 設備や雨樋を整理してバルコニーを生活の場へと再定義し、自動潅水を機構として組み込んだ設計も堅実であり、10年、20年をかけて緑が建築の表情を書き換えていくことも見込まれている。 ガラスラウンジから屋上菜園まで連続する居場所の構成も、その利用の促進を促すであろう計画になっている。
★受賞ギャラリー

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②グランジュール吉祥寺南(設計:株式会社藤井亮介建築研究所)

公式サイト:https://grand-jour.jp/kichijoji/

★作品概要:

三角形の変形敷地に対し、V字型の配置と斜めグリッドによるランドスケープを用いたサービス付き高齢者向け住宅。中庭・ラウンジ・屋上庭園を一体化することで、アクティブシニアのための新しい居住環境とコミュニティ形成を目指した。

 

★デザインのポイント:

1.ラウンジ・中庭・屋上を外構と植栽で立体的につないだアクティブシニアのための交流環境の形成
2.変形敷地に応えるV字配置と、その余白を活かして多様な居場所を創出する中庭
3.斜めグリッドのランドスケープとブリーズソレイユによる、視線や環境を柔らかく調停する快適な空間の実現


★評価コメント

変形敷地という悪条件を空間的な魅力へと転換した高齢者集合住宅である。高齢者向けの集合住宅や施設は、安全性への過度な配慮によって、逆に管理の側面が強く出てしまうものが多いが、この計画は、変形敷地だから生み出すことのできる魅力的な外部空間を積極的に生活の場に取り込み、中庭や屋上庭園、ラウンジなどを内外を越えて有機的に連携させている。特に微妙に振れた角度によって生まれる視線は、相対するでもなく、かといって無関係でもない程よい関係性を随所に築いていて心地良い。このような生活の場であれば、居住者同士の交流のみならず、地域との関わりも、幸せな形で醸成されていくだろう。
★受賞ギャラリー

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③三鷹台ストリート(有限会社浅野商事 / シマダハウス株式会社 / 設計:向山建築設計事務所)

★作品概要:

敷地は駅前道路と前年に整備された駅前広場に面した角地。四周に開けた環境に店舗併設の集合住宅を計画した。住戸を街に開いて外周に配置し裏を作らない計画とする事で、変化していく街と呼応し合える建物である。敷地内の空地は全て解放され街との接点となる。一部は店舗利用者も滞在でき、広場と並び憩いの場となっていく。

★デザインのポイント:

1.駅前広場やバスターミナルに面して1階店舗とテラスを整備する事で、駅前の賑わい創出に貢献している。
2.豊かな周辺環境を享受できるように全住戸を外周に並べて配置し、裏を持たない街に対して開いた外観とする。
3.建物周囲を全て空地として開放する事で、街の動線の一部として機能し変化していく隣地や街との接点となる。


★評価コメント

1階には生活に密着した店舗と地域に開いた通路を配置、トップライトから光が差し込む共用廊下は立体路地のようでもある。一見集合住宅には見えない端正な表情の外観は、各住戸のテラスをなくし、共用廊下側に配管やダクトを納めたことにより実現している。裏表のない煉瓦タイルの外観や、インナーバルコニー、デッキ材で仕上げた共用廊下など素材の選択にも設計者の巧みな意匠が表れている。
★受賞ギャラリー

★関連サイト

 


④LET’S EXPO(一般社団法人関西イノベーションセンター / 東京トラベルパートナーズ株式会社)

★作品概要:

『行こう。あきらめていた人と。』 高齢や障がいによる万博参加断念を当事者・家族・介護福祉関係者と共に解決するユニバーサルツーリズムPJ。無料で利用できる会場内サポート、バーチャル体験、オンラインツアーの3つのアクセシブルサポートを延べ15万人に届け、GREEN×EXPO 2027へ継承されるソフトレガシーを創出した。

★デザインのポイント:

  1. 当事者だけでなく、参加実現の鍵を握る家族・介護・福祉関係者を主要ターゲットに据えた体験設計
  2. リアル・オンライン双方の仕組みを掛合わせ、誰もが万博を諦めず参加できる利用無料のソフトインフラを実装
  3. 名称・タグライン・VIを通じて、「誘う」だけで始められる最小単位のソーシャルアクションを設計

★プレゼンボード

★評価コメント

高齢者や障害のある人のイベント参加を阻むものは、会場の物理的なバリアだけではない。本プロジェクトは、「行きたいのに行けない」当事者だけでなく、「誘いたいのに誘えない」家族や介護・福祉関係者にも着目し、参加に至るまでの関係そのものをデザインの対象とした点を高く評価した。会場内での移動支援に加え、バーチャル体験やオンラインツアーを組み合わせ、「会場に行くこと」だけを唯一の参加のかたちとしなかった点が類似サービスとの違いでもあり、重要な点である。また、「誰かを誘う」という日常的な行為を入口とすることで、アクセシビリティを特別な支援ではなく、多くの人が関われる実践へと開いている。万博で培われた仕組みが次のイベントへ継承されようとしていることにも意義がある。今後は、障害のある人や高齢者自身が、サービスの利用者にとどまらず、企画や意思決定のプロセスにも継続的に参画することで、より多様な参加のあり方やツアー内容が生まれることを期待したい。
★受賞ギャラリー

★関連サイト

 

 

LET’S EXPOに関しては、シマダグループ初!「取り組み」での受賞です。

ユニバーサルツーリズムプロジェクト『LET’S EXPO』が、
審査対象全件の中から特に優れたデザインとして「グッドデザイン・ベスト100」に選出され、

さらに特別賞である「グッドフォーカス賞[新ビジネスデザイン]」を受賞いたしました!

「ハード(建築)」だけでなく「ソフト(体験・仕組み)」の価値も評価された、グループにとって大きな節目となる受賞結果となりました!!

 

今後とも、シマダグループ一丸となって社会に価値を生み出す良いデザイン・良い取り組みを創り続けてまいります!

 

★下記会場にて、2026年度グッドデザイン賞受賞展が開催されます。
ご都合よろしければ是非ご来場ください!

グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」
会期:10月31日(土)~11月4日(水)
時間:11:00~19:00 (11/4は18時閉場)
会場:東京ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-1)
B1F ホール・アトリウム/4F カンファレンス/5F デザインハブ

 

よこ&ミッキー