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『グランアセット秋葉原』が竣工しました!!!

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2021.04.01

春になるとサイクリングロード沿いの土手には、菜の花が咲き連なり、数キロの黄色いじゅうたんが広がります。さらに桜が開花すると、ピンクと黄色の鮮やかなコントラストでサイクリストを祝福してくれます。この時期は、スピード2割増しで走っています。


さて、昨年5月より着工していた『グランアセット秋葉原』が竣工しました!!!
以前のブログはこちらをご覧ください。
秋葉原プロジェクト、まもなく着工!

グランアセット秋葉原、着工しました!

2020年2月、着工前に敷地周辺を見て歩くと、ホテルやオフィスなど大規模開 発が盛んで、東京オリンピック2020 開催に向けて完成を目指す建築現場が数多くありました。

2021.3 完成予定の『グランアセット秋葉原』もオリンピック開催期 間中に幹線道路の昭和通りや蔵前橋通りの規制が入り、工期に大きく影響 が出ることが予想されていました。しかし、開催が延期されたことで 、工事の規制はなくなりましたが、ホテルのオープンが延期されたりと別の影響が出ているようです。


このプロジェクトは、2回の緊急事態宣言がありましたが、工期がズレることなく3月に完成しています。現場近くのカフェや先行で完成した2階にてテレワークの活用、サーフェスやiPadによるペーパーレス化により、現場とチームワーク良く進めることができました。

建物のプログラムは、1F:店舗→2-4F:SOHO→5-7F:Residence、上層に行くほどオフィスから住まいに変わります。アフターコロナの “新しい生活様式 ”を考えて、『Telework+』を組込みました。それは、在宅でも快適にテレワークができるデスクです。ワークツールに合わせて天板を加工し、携 帯や筆記 用具などをスマートに集約 しました 。職住一体の生活の中で仕事ON/OFFが切り替え出来るように、デスク は壁に収納できるようにしました。


建物のコンセプトは、「基盤」(circuit board)から抽出したパターンをトレースし、建築のデザインにすることでした。「基盤」(circuit board) アップルの基盤(circuit board)です。左が mac book、右が iphone です。

そこでその抽出したパターンを具体的に打合せするため、施工者も含め、パネルを製作する足利市の工場へ視察に行きました。約430坪の工場で完成した新工場も案内して頂きました。


ドイツ製のレーザー加工機が並び、平面パネル加工以外に、立体のレーザー加工ができる最新機も見せて頂きました。ものづくりの現場は新たな発想のヒントをくれるので、いつもワクワクします。

『抽出したパターンをレーザー加工する機械の内部』

完成したファサード、エントランスがこちらです。
夜景は、アルミパネルの中に間接照明を入れているので、パターンが浮き出てきます。



ファサードやエントランス内外部は、レーザー加工した特注のアルミパネル、メタルファブリックガラス、各階のEVホールに使用したアルミハニカムなど厳選したパーツを多用しています。
主なものを紹介していきます。

メタルファブリック;「基盤」(circuit board)と同じ銅を繊維状にしてガラスをサンドイッチしたガラス。
イタリアより輸入。

アルミパネル;レーザー加工した特注のパネル。CADでパターンを入力して、先程のレーザー加工機で切り抜く。光沢と表情を出すために1枚づつブラッシングし、目荒らしてクリア塗装。

アルミハニカム;軽量素材のため、飛行機や人工衛星の機体に使用されている。アルミの熱伝導率が高いため、コンピューターの冷却フィルターにも使われる。飛行機部品メーカーより取り寄せ。建築仕上げに使用するのはきわめて稀。

各階のEVホールの角度によって色みが変わる特殊なフィルムとアルミハニカムを組合わせたアートパネル。
床仕上げは外壁のパターンに合わせてもので貼り分けをしています。

2階はモデルルームとなっています。アルミパネルは、周囲からの視線をコントロールしつつ、晴れた午後の日には室内に木漏れ日が降り注ぎます。また、『Telework+』を設置しているモデルルームもあります。

オフィス街に存在感を示すスタイリッシュな外観デザインで秋葉原らしい建築を目指しました。
時間によって表情が変化しますが、特に夜景がオススメです。

お立ち寄りの際にはぜひご覧下さい。

by ミッキー