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【未来を築く若者を応援!】第4回 アート&デザイン 新世代賞・協賛させて頂きました!

category: activities
2020.12.11

皆様こんにちは。

もうすぐ波乱の2020年も終わりですね。

今年はコロナによって、色んな生活の変化があったと思います。

その中でも特筆すべきは『リモート○○』でしょうか。

リモートワークやリモート飲み、リモート会議にリモート講義。リモート料理教室やリモート音楽セッションまで…。

今まで当たり前と思っていた事が、瞬く間にリモート・オンライン形式に変わっていきました。

 

今回ご紹介するのは、まさにこのリモートを取り入れて審査が行われました

『第4回 アート&デザイン 新世代賞』!!!

 

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皆様ご存知でしょうか?^^

 

新世代賞とは、作家の辻仁成さんが「若い人たちにもっとチャンスの場があった方が良い」

という想いから、辻さんが編集長を務めるDesign stories/デザインストーリーズにて

立ち上げられたプロジェクトです。

『大人のデザイナーのための賞は数多あるが、日本にとって大事なことは未来ある若者たちに

チャンスの場面を作ること。将来この国をリードできる新しい才能を発掘すること。

そのためには学生を対象としたデザインとアートの賞を作る必要がある。』

シマダグループもこの想いに共感をし協賛をさせて頂いております。

今回が4回目の開催となります。

(新世代、ということで原則として25歳以下の、アートやデザイン、

建築関係の勉強をしている方が応募対象となっています)

本年のテーマは「君がリデザインするアフターコロナのホテル」。

>新型コロナウイルスの影響により、大なり小なりあらゆるものが変容し、

それは私たちの暮らしにも大きな変化をもたらすことになりました。

特に観光・旅行業界はその存在理由を揺さぶられています。

そんな時代だからこそ届けたい、若い世代が描く新しいカタチのホテルのデザインを広く募集しました。

 

・審査員(敬称略・順不同)

辻 仁成(作家、Design Stories主宰)

田根 剛(建築家)

島田 成年(起業家)

佐藤 悌章(シマダアセットパートナーズ株式会社)

 

今回審査員の田根さんは、フランス・パリを拠点に活動されており、

近年日本でも展覧会の開催や作品が多く竣工されています。

昨月発売のCasa Brutus『日本のBEST美術館100』の表紙も飾られておりました。

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表紙の弘前れんが美術館は2020年7月11日(土)にグランドオープンしたばかり。

煉瓦建造物の耐震性能を高めつつ、今あるものを可能な限り残した「記憶の継承」と「風景の再生」をコンセプトに、

その魅力を最大限に生かした国内外の先進的なアートや、>弘前そして東北地域の歴史、文化と向き合う

同時代の作品を中心に収集・展示されています。

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(弘前れんが美術館ホームページより)

 

実は、私たち2017年パリ社員研修旅行の際、田根さんのアトリエの見学をさせて頂きました。

分類/調査を繰り返すことで思考を整理していく方法を考古学的リサーチと呼ばれており、

田根さんの代表作『エストニア国立博物館』をはじめ、どのプロジェクトにおいても実施されているそうです。

場所から連想される膨大なイメージ写真が、アトリエの壁一面にびっしりと貼られていたことを鮮明に覚えています。

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〈エストニア国立博物館〉 タルトゥ 2006-16 photo: Takuji Shimmura / image courtesy of DGT.

 

そんな第4回新世代賞の審査会が10月の終わり、『ホテル&レジデンス六本木』併設の

1階レストラン・ココノマにて開催されました。

応募作品の中からデザインストーリーズ編集部内にて一次審査を行い、

最終審査に臨む12作品が選出された中で議論を重ね、受賞作決定へと進められました。

今回の新世代賞に協賛させて頂いている、私たちシマダアセットパートナーズの島田、佐藤も審査員として

参加致しました。

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主催者の辻さんの議事進行で審査が進められます。

辻さんいわく、コロナの影響もあり作品の制作は難しいのでは?という心配もあったそうですが、

蓋を開ければ若い世代ならではの発想、想像力でリデザインされた未来へと繋がる

新しい時代のホテルがそこにありました。とのこと。

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パリ在住の田根さんは、フランスからリモート審査となりました。

このコロナ禍にも関わらず作品を出展頂いた学生さん達に敬意を表しながら

どの応募作品もたくさんの熱量が感じられ、それに応えるため審査も白熱しました。

オンラインでコミュニケーションを取りやすくなったのはリモート○○の利点ですね!

 

今回なんと…この一次審査に私たちシマダアセットパートナーズの建築メンバーも同席、

という貴重な機会を頂きました!

こんなホテルがあったら面白いな、やコロナ時代だからこそ出た数々の発想や

プレゼンに触れることができ、大変良い刺激を受けました^^

詳しい受賞者については、Design stories/デザインストーリーズサイトをご覧下さい。

今後、作品詳細に関してデザインストーリーズサイトで発表される予定です。

どうぞお楽しみに♪

 

クラーク博士の言葉、「青年よ大志を抱け」を思い返し…

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より一層心に響く建物を作っていきたい!と新世代パワーに触発されました(^^♪

 

よこ☺