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【完成】SHINJUKU NEW VILLA、竣工しました!

category: report
2024.06.14

引用:Apple

先日、アップルがOpen AIの『Chat GPT』と提携して、iPhone,iPadなどに生成AIシステム、
Apple Intelligenceが導入されることが発表されました。
Chat GPT-4oの凄まじい進化が注目をされていますが、iPhone×生成AIで何ができるのか?
写真の検索、画像生成、絵文字の作成、Siriに話しかけると代わりに色々とやってくれたりと、専属のパートナーがつくようなイメージでしょうか。
出典:WriterBuddy

AIサービス、世界での利用者ナンバーワンはChat GPTです。日本の利用率は、15%程度とまだまだ少ないですが、学生の利用者が多いそうです。iPhoneにAIが搭載されて生成AIが日本でも標準化されるでしょうか。

 

さて、話を戻しまして、ここから本題に入ります。
以前のブログはこちらをご覧下さい。
計画が始まった頃に、京都一乗寺にある詩仙堂を訪れました。チャールズ皇太子、ダイアナ妃が訪れたことでも有名ですが、自然に囲まれた静かな場所で庭園をゆったりと眺められる、いい時間が流れていました。軒の出、縁側があり、自然がダイレクトに室内に入ってくるのが何より心地良かったです。
設計を始めていたのが、コロナ禍が明けようとしていた頃でした。住まうことと働くことの境界が多様になった今、機能や用途から考えるのではなく、人間が生きるための場をどのようにつくれるかを考えていました。住宅でもオフィスでもない新しい環境をつくれないか検討を重ねました。自然の中のようにランドスケープの延長として室内があり、多様な居場所が広がる新しいかたちの提案となっています。
敷地延長の奥の南側に空地をつくることで、1Fには室内の延長として利用できる明るい庭ができています。
手描きからカタチを起こした曲線が何層にも折り重なった外観が特徴的です。
コンクリートは、たたき仕上げ、洗い出し仕上げとすることで職人の手仕事による迫力ある、他にない仕上がりとなっています。
3Fの部屋は壁がカーブを描き、LDKと主寝室が緩やかに繋がっています。それぞれ開口の先に庭があることで、延びやかに外へと開かれた空間となっています。ベッドスペースは、開口を越えて庭やまちへと繋がっています。
3Fの屋上からは都庁及び新宿超高層ビルを眺めることができます。
また、屋上でのアクティビティを想定して、タープなどを取り付けるための金具が躯体に埋め込まれています。
これから植栽が根付くことで、都心でありながら緑豊かな屋上ガーデンスペースとなっていくことをイメージしています。
2Fの部屋の土間はサッシを全開にすることができ、南側の明るい庭と繋がり、空間を延長した使い方を喚起させます。入居者が使い方を自由に創造できること、選択できることで、間取りや部屋の㎡数を超えた空間となっています。

今まで見てきたように均質な内部空間ではなく、自然の中のように、外部空間・ランドスケープの延長として部屋があり、それぞれの部屋には、特徴のある多様な居場所が広がります。入居者が場所の使い方を選択でき、アクティビティを喚起する空間となっています。

 

設計は南俊允建築設計事務所です。
伊東豊雄建築設計事務所の出身で、岐阜にある『みんなの森 ぎふメディアコスモス』などその他多数を担当してます。
様々な建築メディアの取材を受けていますが、GA JAPAN 188号に掲載されました。
SAPで竣工した建築では初掲載になります!!!
こちらに詳しく説明があるので、ぜひご一読下さい。

図面や写真以上に気持ちのいい空間になっていますので、ぜひ空間を体験しに来て下さい。
現在募集中ですが、内覧数も多く入居申し込みが入っています。内覧をご希望の方は、お早めにお越し下さい。

また、最後にドローンで撮影した写真・動画を初公開しています。
上空100mからの映像をご覧下さい。ランドスケープの植栽も順調に育ってきています。

byミッキー