Works
私たちが手掛けた物件事例
古さと新しさが交差する街に
レトロな一軒家ホテルが完成
レトロな一軒家ホテルが完成
神楽坂レトロなホテル
ホテル東京都新宿区神楽坂
かつて著名な作家が多く暮らしていた神楽坂周辺。
石畳の路地を入れば老舗の料亭が今も点在し、
古き良き街並みの風情を残している。
その一角に築50年の老朽化した和式住宅を
コンバージョンした一軒家ホテルがある。
刻まれた時の流れに思いを馳せる大人の隠れ家。
石畳の路地を入れば老舗の料亭が今も点在し、
古き良き街並みの風情を残している。
その一角に築50年の老朽化した和式住宅を
コンバージョンした一軒家ホテルがある。
刻まれた時の流れに思いを馳せる大人の隠れ家。
- GOOD DESIGN
Concept
Concept
和式住宅の伝統を継承しながら
古き良き昭和を伝えるホテル
神楽坂の石畳が続く路地沿いに佇む、昭和38年築の和式住宅の再生計画である。暮らしの機能はそのままに、当時の壁や床の材質を生かしながら改修を行った。使う素材と配色を丁寧に吟味し、当時の趣や佇まいを残しながらも、清潔感を兼ね備えた快適空間を実現させた。昭和の生活様式を知らない世代やインバウンドが、日本文化の記憶をなぞり新たな体験を創出する場所として、オープン以降国内外を問わず多くの滞在者を生み出している。
Background
Background
花街の面影残す街並みに建つ
日本古来の風情ある建築
戦後花柳界として栄えた神楽坂は、今もなお花街の面影を残しながら江戸情緒のある石畳が広がる。数寄屋門を潜ってカラカラと音を立てる玄関、畳越しに庭に通じる縁側。幼いころ田舎の祖父母や親戚の家に行き縁側に座って庭を眺めた経験を思い出させる。都心に居ながらもその喧騒を忘れる日本古来の風情が残る建物は、どこか懐かしさを感じさせた。築数十年を超えた和式住宅は、都心であれば建て替えの対象とされるため、次世代に残す文化が希薄になりつつある。古き良き昭和の風景を継承する一軒家ホテルへと再生することで、和式住宅の魅力を多くの人に伝えるプロジェクトである。
Designer
Designer
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Architect堀江 陽子一級建築士
東京都出身。前職は、ハウスメーカーにて約350棟の住宅設計に従事。設計の幅・知識を広げたいという思いから2015年に入社。収益物件やホテル改修、高齢者施設等、幅広い設計に携わっている。 -
Graphic designer細川 栞グラフィックデザイナー
群馬県出身。日本女子体育大学卒業。陸上競技の走り幅跳びでインターハイ出場。同時にイラストレーター、映像クリエイターとして活動。2017年にシマダグループ入社後、ホテルや住宅のサインやロゴなどのグラフィックデザインを手掛ける。
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- 竣工
- 昭和38年竣工の建物をリノベーション
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- 種別
- ホテル
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- 建設地
- 東京都新宿区神楽坂
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- 施工期間
- 2018年2月〜2019年2月
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- 工事期間
- 2018年11月〜2019年3月
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- 延床面積
- 176.33㎡
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- 設計
- シマダアセットパートナーズ株式会社
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- 施工
- バウム・ハウス株式会社