この仕事をしていると、様々な街を訪れます。
最近竣工した「SANCHA APARTMENT」(サンチャ アパートメント)というテラスハウスは、
レトロな雰囲気で今話題の、東急世田谷線 若林駅から徒歩2分の場所にあります。
地方出身の私は人混みが苦手ですが、
世田谷区若林周辺はのんびりとした雰囲気で、とても落ち着きます。
そんな素敵な街に完成した、SANCHA APARTMENTの外観はこちら。
4層に見えますが、1・2階共ロフトがある2階建てです。
外観はモノトーンでシックにまとめ、
ゴールドのサインや、多肉植物など10種類の植栽が賑やかに彩りを添えます。
1階には自転車も置ける専用庭を、
2階には奥行1.5mのバルコニーを設け、
建物と街がつながる空間が魅力的になるよう考えました。
部屋は全部で5部屋。
それぞれ異なるコンセプトで、自分だけのライフスタイルを楽しめるよう考えました。
101号室は、「読書家、アーティストのための部屋」
ロフトの上にあるL型の本棚に囲まれて、思う存分読書ができます。
階段横のグレーの壁はチョークで描ける黒板クロスで、
思う存分、黒板アートを楽しめます!!
102号室は、「窓際にハンモックのある部屋」
専用庭の緑を見ながら、ハンモックに揺られてうたた寝・・・なんて最高ですね!
ロフトの前には、壁のスモーキーブルーに合わせたロールスクリーンを設置。
空間を分けて有効に使えるよう考えました。
103号室は、「自分好みの居場所が選べる部屋」
角部屋を生かして南東方向に専用庭を2つ設けました。
ロフトはコの字型にすることで、気分や行為によって様々な居場所を選ぶことができます。
201号室は、「空が見える大きな出窓のある部屋」
高さ約3mの大きな出窓の外には空が広がり、
その下に設けたベンチでお茶をしたり読書が楽しめます。
奥にはロフトが広がり、籠ることもできます。
202号室は、「ワイド5.4mのバルコニーにつながる部屋」
南向きの横長のバルコニーからは明るい陽射しが入り、部屋全体を照らします。
ロフト下にはロールスクリーンが隠れており、寝室スペースとして仕切れるようになっています。
太陽のような照明や有孔ボード、棚を設け、遊び心をプラスしました。
因みに。。。世田谷線沿線は、おいしいパン屋激戦区です。
パン好きにとっては堪りません!
竣工して一息ついた週末に、自転車でパン屋巡りをしました。
近くの緑道には、もうすぐ桜が咲きます。
パンと、緑と、どこか懐かしい優しい街並み。
お散歩も兼ねて、是非内見にお越しください。
ゆか