ご無沙汰せずに、また皆様にブログを書かせて頂きます。
よしおです。
弊社、シマダアセットパートナーズでは、デザイン性を販売物件の軸に据えて、日々新しい事に挑戦しようと試行錯誤を続けている会社です。
その1つとして、定期的に海外の有名建築を視察し、デザインのレベルアップをはかっています。
今年は、近代建築の三大巨匠、ル・コルビュジエの建築群が世界遺産登録されたのもあって、
コルビュジェの建築をフランスまで視察に行って参りました。
私は、フランスは初めてで、当然コルビュジェの建築も上野の西洋美術館しか見たことありません。
実際に視察させてもらったのは
サヴォア邸、ラロッシュ邸、自邸、スイス学生会館等。
そして、それとは別に欧州最大規模のインテリア展のメゾンエオブジェや、高齢者施設や、住宅展示場なども合わせて視察してきました。
今回はコルビュジェの事について、簡単に個人の見解として触れようと思います。
まず写真を簡単にご紹介します。
↑サヴォア邸
スイス学生会館
スイス学生会館
スイス学生会館
↑ロッシュ邸
↑コルビュジェ自邸の書斎です。興奮します。
多くの雑誌やメディアで取り上げられて、神のように崇められているコルビュジェ。
偉大な建築家の偉大なものを見れることに興奮しながら見学しました。
…
実際に見てみると、
あれ?予想通りの感じ。
びっくりするほどでもないな
とにかく普通なんです。
そう、繰り返しになりますが、びっくりするほどでもないんです。
おそらく、理由は2つ。
1つ目は見学させてもらったものが、住宅だということ。(公共建築や宗教建築ほどのインパクトは当然ないです)
もう1つは、今の建物が近代建築の五原則に乗って作られている様に見えてしまうのです。
現代からみれば、少し古い。けれど、90年程前の建物って感じもしない。
とても不思議な建物です。
ディテールをみれば細かな操作や、人の視線を考えて作られた導線など、素晴らしい。
ぱっと見ただけだと、派手さはない、だけどしっかり見るとやっぱり凄い。
それがコルビュジェの印象です。
私達シマダアセットパートナーズでの合言葉は重要文化財になる建物を作ろう!
ですが、
もう少し強気に100年後に世界遺産を目指すくらい頑張らなきゃいけないなと、思ったよしおでした。
追伸
↑メゾンエオブジェ
欧州最大級のインテリア展。とにかく広く一日では見切れないほどです。日本なら東京ドーム何個分と教えてくれますが、フランスなので分かりません。
イメージ的には10個は軽くあったように思えてしまいました。
照明の会社や展示が多く、日本のインテリア展とは異なる展示のバランスでした。
これからは照明ももっと勉強が必要だと痛感です。
パリの夜景最高でした。明るさ絶妙でした。
歴史的建造物最高でした。
光の演出が最高です。少しでも生かせるように頑張ります。
それでは、また!