オーナー邸として利用されていた住居と共同住宅の建物でした。
トリプレットのオーナー住戸を3戸に分割して1FはSOHO可能な住居にリノベーションしました。
ヨーロッパをイメージした外観で、共用廊下の装飾されたアーチ、
オリジナルデザインのアイアン手摺、外構照明など個性的な雰囲気でした。
新しくデザインを加えるより、既存の雰囲気を高める改修を考えました。
以下、beforeとafterの写真を見ていきましょう。
まずは外観からですが、色のトーンを変えてもともとの個性を引き立てるようにして、
彩り豊かにグリーンを添えています。
B1FにはSOHOがあるので、住居とSOHOのエントランスが明確になるようにしました。
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次にB1の内部からです。普通の廊下だった部分をSOHOのエントランスらしく、
グリーンのアートワークを加えています。
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各部屋は、部屋の真ん中にロールブラインドがあり、手前を接客スペースとして使えるようにしています。
玄関脇に黒板クロス、水廻りのボリュームを木のBOXに見立て、3室で木目のトーンを変えています。
全室に明るく気持ちのいいオープンテラスがあります。
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ゴールドのシャンデリアとマホガニーの色合い、トラバーチンの石貼りが美しい部屋でした。
水廻りを新しくし、プランを少し変更していますが、既存を活かしています。
床を無垢のフローリングを貼り、凹凸のあった壁面に収納をプラスしています。
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岩肌のような石貼り、大きなキッチン、浴室にはサウナが付いているというハイスペックな部屋でした。
天井に間接照明、ウォールナットのフローリング、和室の床も落ち着いたトーンに仕上げています。
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都心立地ということもあり、空室が出にくいのですが2室ワンルームも改修しています。
水廻りを一新して、テレビ台を造作しています。淡い木目の床とカラークロスで北欧をイメージした部屋に仕上げています。
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最上階は南側に2面バルコニーがあり、明るく気持ちのいい空間とするため、
格子戸を開けばひと続きにもできるプランにしています。
また、正面には階段ライブラリーとしてのスペースを可動ブラインドで設けています。