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【新規物件取得】新宿区中井アパート用地

category: report
2023.03.09

3月に入り、朝晩の冷え込みも緩やかになり、ようやく快適な季節になったと思いきや・・・・

 

花粉がぁ・・・ぁああぁ・・・・

特に目が痒く、抗アレルギー薬が手放せなくなってしまいました。

今の私には憎き花粉ですが、弱点もあるようで、花粉は一度地面に落ちると、

無風状態であれば2m以上には舞い上がらないと言われています。

ですので、特に都心部では低地や身長の低いの方が花粉を浴びやすそうです。

 

こういった話を聞くと、少しでも高い所を求めてしまうのが、花粉症に悩む者の性。

 

そんな願いを叶える都心部、新宿区中井の高台立地にて、アパート用地を取得しました。

最寄りは大江戸線・西武新宿線「中井」駅。

中井は昔から、日本三大染物立地の一つとして、京都・金沢に肩を並べる街です。

駅前を流れる神田川では、染物の街を伝える象徴のイベントとして、

「染の小道」が開催され、毎年約1万7千人もの人が訪れます。

 

駅周辺には合計約130店舗の2つの商店街。

商店街には各種チェーン店はもちろん、たとえば、

赤塚不二夫氏が愛した店として、たびたびメディアでも取り上げられる

「洋食の店ぺいざん」や「炉ばた焼 権八」等、ノスタルジーを感じられるお店もあります。

 

さて、物件の話に戻りまして、今回取得した土地は、

都営大江戸線・西武新宿線「中井」駅から徒歩7分。

駅と仕入した当該地とのちょうど中間に位置する「新宿区立中井東公園」からは、

高台立地ならではの新宿副都心の眺望を望むことができます。

この公園を抜けると現地はすぐそこ。

 

こちらが今回仕入れた土地です。

写真奥2棟の古屋が建っているのが当該敷地で、これから解体工事に着手します。

現在砂利道部分も弊社にて舗装することになっており、一体がより魅力的になると期待しています。

余談ですが、写真左側手前に映り込む戸建ては、およそ12年前に弊社で分譲したもの。

白が映え、12年の月日を感じさせず、今でもとても目を惹きます。

 

さて、当該地周辺の歴史的なものをお話しすると、

元々この辺り一帯は宇田川家という地主様が所有されていました。

1914年頃にその一部を堤氏の西武グループが取得し開発。

「目白文化村」という名前で、日本屈指の高級住宅街として名を馳せました。

(出典:Seibu Holdings 10th Anniversary Bookより)

 

当時の歴史を感じさせるものとして、当該地のすぐ北西側には「延寿東流庭園」という公園があります。

こちらは東京医科歯科大学の初代学長が「目白文化村の面影を残したい」という遺志で寄贈した庭園です。

付近には第55代内閣総理大臣石橋湛山氏の邸宅が今も現存しています。

他にも上場企業代表や著名人の邸宅があり、今でも色褪せることはありません。

 

そんな由緒正しい、(花粉も避けられる??それはないかな・・・・)新宿区中井二丁目の高台立地に現在アパートの計画中です。

完成までの様子は随時ブログで紹介して参りますのでお楽しみに。

ki.N