3月に入り、朝晩の冷え込みも緩やかになり、ようやく快適な季節になったと思いきや・・・・
花粉がぁ・・・ぁああぁ・・・・
特に目が痒く、抗アレルギー薬が手放せなくなってしまいました。
今の私には憎き花粉ですが、弱点もあるようで、花粉は一度地面に落ちると、
無風状態であれば2m以上には舞い上がらないと言われています。
ですので、特に都心部では低地や身長の低いの方が花粉を浴びやすそうです。
こういった話を聞くと、少しでも高い所を求めてしまうのが、花粉症に悩む者の性。
そんな願いを叶える都心部、新宿区中井の高台立地にて、アパート用地を取得しました。
最寄りは大江戸線・西武新宿線「中井」駅。
中井は昔から、日本三大染物立地の一つとして、京都・金沢に肩を並べる街です。
駅前を流れる神田川では、染物の街を伝える象徴のイベントとして、
「染の小道」が開催され、毎年約1万7千人もの人が訪れます。
駅周辺には合計約130店舗の2つの商店街。
商店街には各種チェーン店はもちろん、たとえば、
赤塚不二夫氏が愛した店として、たびたびメディアでも取り上げられる
「洋食の店ぺいざん」や「炉ばた焼 権八」等、ノスタルジーを感じられるお店もあります。
さて、物件の話に戻りまして、今回取得した土地は、
都営大江戸線・西武新宿線「中井」駅から徒歩7分。
駅と仕入した当該地とのちょうど中間に位置する「新宿区立中井東公園」からは、
高台立地ならではの新宿副都心の眺望を望むことができます。
この公園を抜けると現地はすぐそこ。
こちらが今回仕入れた土地です。
写真奥2棟の古屋が建っているのが当該敷地で、これから解体工事に着手します。
現在砂利道部分も弊社にて舗装することになっており、一体がより魅力的になると期待しています。
余談ですが、写真左側手前に映り込む戸建ては、およそ12年前に弊社で分譲したもの。
白が映え、12年の月日を感じさせず、今でもとても目を惹きます。
さて、当該地周辺の歴史的なものをお話しすると、
元々この辺り一帯は宇田川家という地主様が所有されていました。
1914年頃にその一部を堤氏の西武グループが取得し開発。
「目白文化村」という名前で、日本屈指の高級住宅街として名を馳せました。
(出典:Seibu Holdings 10th Anniversary Bookより)
当時の歴史を感じさせるものとして、当該地のすぐ北西側には「延寿東流庭園」という公園があります。
こちらは東京医科歯科大学の初代学長が「目白文化村の面影を残したい」という遺志で寄贈した庭園です。
付近には第55代内閣総理大臣石橋湛山氏の邸宅が今も現存しています。
他にも上場企業代表や著名人の邸宅があり、今でも色褪せることはありません。
そんな由緒正しい、(花粉も避けられる??それはないかな・・・・)新宿区中井二丁目の高台立地に現在アパートの計画中です。
完成までの様子は随時ブログで紹介して参りますのでお楽しみに。
ki.N