GWに春の特別公開中の京都北山にある【重要文化財】大徳寺『興臨院』に行ってきました。本堂は、方丈建築より屋根が低いのが特徴で建物に安定感があり、優美で落ち着きを感じさせます。「昭和の小堀遠州」とも言われた作庭家、中根金作が復元した『方丈庭園』。白砂に石組みを配して理想の蓬莱世界を表しているそうです。
同じ境内にある【重要文化財】『瑞峯院』も覗いてきました。キリシタン大名として知られる大友家の菩提寺です。重森三玲の作庭による枯山水庭園。縦4個、横3個の石が配され、石組みが十字になっていることから「十字架の庭」とも呼ばれています。
同じく、大徳寺境内の今年の9月~来年3月まで5年半ぶりに特別公開される聚光院(じゅこういん)も注目です。国宝になっている狩野永徳作の聚光院本堂障壁画「花鳥図」は、もちろんのこと、世界的に活躍する日本画家・千住 博作の障壁画『滝』が納められている書院の公開も楽しみです。
狩野永徳・松栄筆障壁画「花鳥図」 出典元 PRTIMES 株式会社京都春秋
【重要文化財】書院・千住博筆『滝』 出典元 PRTIMES 株式会社京都春秋
さて、建物の話に戻します。グランエッグス中野富士見町が、3月に竣工しました。3階建てのテラスハウス7戸の計画です。
前回のブログはこちら。
最寄駅は、丸ノ内線『中野富士見町』徒歩4分、『中野新橋』徒歩12分、『方南町』徒歩13分で3駅利用できます。
周辺建物と調和するようにシンプルなモノトーンの外観とし、ガルバリウム鋼板で仕上げています。7戸の玄関ドアが並ぶ1階は、黒色で統一しています。
各住戸のサッシは長方形のプロポーションで統一して、シンプルで美しい外観となるようデザインしました。前面道路側にはシンボルツリーとなるソヨゴ。アプローチ部分は、モルタル洗い出し仕上げと玉砂利をあしらい、植栽を多く散りばめ、心地良さをプラスしています。
ここ数年で、『住まうこと』と『働くこと』が同じ空間で行われるのが当たり前になってきました。
ワンルームに色んな居場所をつくれるように『1ROOM+』、その下に在宅ワークにも対応できるように『テレワーク+』、棚やフックが自由にカスタマイズできる「十字ボード」 etc.を随所に取り入れ、新しい生活様式に対応した暮らしができる工夫をしています。
残り部屋数僅かですが、現在、募集中です。ご内覧お待ちしています。
ミッキー