「まなたび」inシドニーから約3週間、今度は大阪に行ってまいりました。
とは言っても、シドニーはグループ全体。
大阪はSAPと、経理を担当いただいているお二人と少しコンパクト。
今回のブログでは、大阪での研修旅行の内容と様子をお届けします。
大人気ミャクミャク
SAPまなたびの行き先を「大阪」とした理由は、ずばり「大阪万博」。
不動産の会社として、特に建築事業部としては、行かないわけにいきません。
万博IDって?チケットIDって?3日前予約???早い者勝ちなの??など、万博のシステムが分からず困惑しておりましたが、
グループ会社の東京トラベルパートナーズの方々の手厚いサポートのもと、
6月半ば真夏のような気温(32度)の夢洲に到着いたしました。
EXPO2025会場マップ(https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/map/)
今回の大阪万博では、大屋根リングが会場の真ん中に配され、
その中心にシグネチャーパビリオン、各国のパビリオンがあり、
リングの外側に日本館や企業パビリオンが配置されています。
ゾーニングがわかりやすい!
入場してまず驚いたのは、大屋根リングの下がかなり涼しいこと。
物議をかもした巨大建築物ですが、日影で風が通る空間はとても心地よかったです。
長蛇の列となっている「フランス館」「サウジアラビア館」「オランダ館」などは大屋根リングの下に列を作っていました。
ベンチも多く置かれ、風も通る大屋根リングの下
万博の建築物は一時的に使用することが想定されているため、耐用年数を少なく設定しているそう。
そのため、通常の建築物では採用しない素材を外壁に使用するなど、チャレンジングな計画を見ることができます。
例えばnull2では、建物自体が一つの生命体のように揺らぎ、音が響き、周囲を映しこんでいました。
シグネチャーパビリオンのなかでも圧倒的存在感に完敗。
(予約の争奪戦にも完敗)
建物、展示ともに満足度の高かったサウジアラビア館
(いい匂いしました)
大屋根リングの上に登ると、別世界に行ったような感覚に。
夕方の風が心地よく吹いていました。
大屋根リングから会場を見渡す
(後ろ髪を引かれながら会場を後に)
日中は予約がないと入れないパビリオンも、19時以降には開放されていることも。
夕方涼しくなったころに各国のパビリオンを巡るルートも良さそうでした。
2日目は、美術館とホテルの見学に。
午前中は中之島美術館に。
真っ黒で巨大な箱のような外観が特徴的です。
グレーのオフィス街に映えます
特徴的な外観、計画もさることながら、
PFI事業、地方独立行政法人化と、運営方式も独特な美術館です。
美術館のメインである展示室等を3F以上に浮かし、
1-2Fは地域に開放するという点がコンペでも評価された部分だそう。
2Fショップ。奥にはイベントスペースも。
お昼はW大阪の鉄板焼きMYDOへ。
1Fにあるレストランということで、ファサードデザインと内装の繋がりも感じ取れました。
とっても美味しかったです
その後、W大阪の客室、共用部を見学させていただきました。
スタイリッシュな空間でありながら、ポップで遊びごごろに溢れた細部が多く、
とても勉強になりました。
長屋の続き間のような客室
エレベーターホールもポップでかわいい
その後、再開発がすすむ「うめきた」エリアへ移動。
ヒルトン系列のラグジュアリーホテル「ウォルドーフアストリア大阪」を見学。
こちらも客室、共用部を見学させていただきました。
重厚感の中に日本らしさの光る空間
エントランスの盆栽はよく交換するそう
大阪を一望するレストラン
万博からホテルまで、
刺激の多い充実した研修となりました。
番外編
少し時間を作って、安藤忠雄展に行ったところ、、、
たまたまご本人が来館中でした。(ラッキー)
えっちゃん