みなさんこんにちは。
建築事業部の竹山田です。
先日、旅行で京都に行ってきました。
修学院離宮、詩仙堂、蓮華寺、鈍考、丸福樓、、、
悠久の時間を経てなお価値を失わない建築
新築とは思えない、ずっとそこに佇んでいたような建築
新旧の混合が絶妙なコンバージョン建築
いや~いい。すごくいい。
これからも定期的にいいものに触れる旅をしていきたいと思いました。(もっと時間とお金が欲しい…)
はい、そんな京都に感化された私の担当物件着工報告。
千歳烏山にて着工した、【(仮称)グランアセット南烏山】をご紹介します!
(※敷地については仕入れブログをご覧ください。)
コンセプトは、「京町家の構成をもつテナントビル」
間口8m、奥行25mの特徴的な敷地形状からコンセプトを導いています。
単純にテナントを並べただけでは、奥の部屋が暗くなる…
収益性も捨てるわけにはいかない…
というわけで、建物中央に小さな中庭を設けました。
建物左上の切れているところが中庭です。
シンプルな長方形のプランに中庭を入れると…
どことなく、見たことあるような平面構成が現れました。
京町家っぽい!!
https://goetheweb.jp/lifestyle/travel/20221019-kyt-7より引用
表屋から通り庭、奥庭へと繋がる構成が、今回の計画にバチっとはまりました。
コンセプトが決まってからは、ファサードの重心を低くしてみたり、軒天に木材を使うなど、
人々を誘うような京町屋風プロポーションを探っていきました。
中庭をつくる単純な手法ですが、
長い共用廊下の向こうに、緑そよぐ明るい奥庭が見え、
ついつい行ってみたくなる好奇心を抑えられないはず…。
鉄筋コンクリート造3階建の建物に店舗4室と住戸3室を予定しています。
店舗3室は重飲食も可能な仕様で考えております。
現在、絶賛躯体工事中!
上棟は7月、完成は12月下旬を予定しています。
ご期待くださいませ。
竹山田 息