本日はうれしいお知らせ。
本日発表された『2022年度グッドデザイン賞』において、
シマダグループで企画した『葉山 うみのホテル』と『白蓮居』の2作品が選出されました!
2014年より毎年受賞を重ね、9年連続受賞、累計23作品となりました!
1957年に創設されたグッドデザイン賞は、日本での認知度が8割を超えており、シンボルマークの『Gマーク』とともに広く親しまれてきました。課題の解決や新たなテーマの発見にデザインが必要とされ、私たちひとりひとりが豊かに、創造的に生きられる社会を目指した取り組みです。
では早速受賞した2作品を紹介します!
都心から車で約1時間の立地にある葉山。海岸沿いに建つ役目を終えた企業の研修施設を再利用し、旅行宿泊者や地域住民、また介護を必要とする高齢者のための居場所として再生しました。住民に慣れ親しんだ築20年の建物を、ホテルと介護を主とした用途で再構築し、建物の価値向上とネットワークの拠点となる複合施設を目指しました。
ホテルと介護施設がまじりあう建物は、日本では見かけません。まさにオンリーワンの建物となりました。
カプセルタイプの簡易宿所『バンクルーム』は深海をイメージ。
最上階にある介護施設のレストランからは海を一望できます。
『白蓮居』
1人のための『家』
在来木造工法による地上階部分を3分割することにより、各室は小さいながらも多面採光や隣室との遮音性能向上等、居住性を高めました。賃貸集合住宅の1ユニットは、その小ささゆえモノと人の距離が近く密度も高いので、見えてくる素材構成やスケールを吟味して密度を調整しました。部屋を構成するあらゆる物が互いに干渉することなく調和して、初めて賃貸集合住宅の1ユニットが『家』になると考えています。
素材感やスケール感を意識した居住空間。
今回受賞した、ホテルと介護施設を組み合わせた『うみのホテル』や、昨年ベスト100に選ばれた住居とオフィスを組み合わせた『ROPPONGI TERRACE』のように、これからも今までに無いような組み合わせで、わくわくするような新しい価値観を創造していきたいと考えています。
GOOD DESIGN AWARD 2022にて詳細や審査員のコメントを確認できますので、ぜひチェックしてみてください!
公式ホームページはこちらから→https://www.umino-hotel.com/