本日は、癒しの植物、グリーンのお話です。
多事業を展開する我々シマダグループには、多様な人材がたくさんいます。
その中でも際立った個性を放つ、グリーンマネージャーの山本について、ご紹介致します!
グリーンマネージャーとは…
弊社のホテル、飲食、高齢者施設など、
あらゆる施設の植栽・グリーンディスプレイのプロデュース及び管理、
植物を使ったワークショップなど、
グリーンをキーワードにマルチにプロデュースする役割です。
(写真:ホテルアンドレジデンス六本木/インドア花見。2020年春)
早速、本人にインタビューしてみました!
Q1. 植物が大好きと伺いましたが、グリーン歴を教えてください。
山本『3歳から両親の影響でガーデニングに親しんできました。
日本で最初に作られた本格的な英国庭園「バラクライングリッシュガーデン」に5年勤め、
英国園芸の第一人者、ケイ山田さんのもとで、園芸のスクール運営や通訳、広報を担当していました。』
(写真:ガーデンテラス尾山台/屋上のスカイガーデン)
Q2. 多様な業種のグリーンマネージメントを手掛けていますが、意識していることを教えてください。
山本『ホテルや旅館、高齢者住宅や一般の集合住宅、オフィスや飲食店など、
その施設の特性に沿った植栽の基本的な在り方をベースに、
シマダならではの独自のテイストをデザインに反映することに力を注いでいます。』
(写真:ガーデンテラス仙川/初夏バージョン。ロビーの造花を季節によって交換。)
Q3. 生きている植物を扱う中で、工夫しているポイントを教えてください。
山本『施設の立地環境や建物の構造に合わせ、リアルな植物と人工の植物を有機的に組み合わせて配置しています。』
実はシマダグループに入った最初の4年間は、西麻布のホテル&レジデンス六本木の副支配人を務めていた山本。
その経歴が、デザイン性はもちろんのこと、施設運営の観点から持続性の高い植栽を実現する姿勢に生かされています。
(写真:葉山うみのホテル/エントランス上部に人工のグレープのつるを貼り付け中)
ここからは、グリーンの重要性を示す事例を更にご紹介したいと思います。
立地は葉山の海の目の前。
1階の『SAND BAR』と名付けたホテルのエントランスを兼ねたカフェラウンジでは、
たくさんのグリーンが居心地よい空間を演出します。
地元アーティストとのコラボアートや、自然の石やクラフトアイテムと共に、
グリーンがリゾート感や非日常感を演出していますね。
一方、一昨年オープンした、『バーホテル 箱根香山』では…
メインはこの1階のバーですが、2階にはまた違った雰囲気のラウンジがあります。
このホテルは既存建物をリノベーションしたのですが、
改装前の写真と比べると、特にグリーンによる空間演出の効果が際立つと思います。
↓改装前の写真
これからも、様々なプロフェッショナルと共に、
皆様に必要とされる建物を作り続けていきたいと思います!
ゆか