皆様สวัสดี!(サワディー/こんにちは!)
タイ語で失礼致します!
まだ7月とは思えない暑い日が続くから暑さで頭がおかしくなった?
かと思いきや…そうではありません!(そうかもしれないけれど)
SAPブログ愛読者の皆様であればご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
わがシマダグループでは、毎年国内外への研修旅行を行っています。
5月はフランス・パリへデザイン研修旅行に行きまし柄が
↓その際のブログはこちら↓
その約1か月後…今度は灼熱の国・タイへ行って参りました!
羽田空港から大よそ6時間。
・51万4,000平方キロメートル(日本の約1.4倍)
・人口:6,609万人(2022年)
今回はリゾート地で有名なパタヤと首都バンコクを巡りました。
【パタヤ】
リゾートホテルや高層マンション、ショッピング モール、クラブで犇めく
世界中から観光客が訪れる、アジアを代表するビーチリゾート地です。
アクセスがいいこともあり世界中から旅行者が訪れる人気観光地のひとつです。
今回はそんなパタヤで巡ったデザイン研修の様子をお届けします!
■Cave Beach Club
「Cave Beach Club」はパタヤのジョムティエンビーチから車で約10分に位置する海沿いのレストランです。
目の前に広がる海!というロケーションを最大限に生かした家具や小物の配置。
内装や小物全てにおいて『ビーチリゾート』らしさが溢れておりとても開放的な場所でした。
サーフボードが天井から吊るされていたり…
マクラメや茅葺の天井が室内のアクセントに。色味や柄も参考になります…!
ブランコのようなチェアや籠の置物等…写真映えするもので溢れています。
タイの地元の人達にも大人気というのも頷けるレストランでした。
■サンクチュアリー・オブ・トゥルース
1981年8月13日より未だ建設が完成せず、現在進行形で進められている建築物。
建物の上部は105メートルで幅もおよそ100メートル。総面積は約2,115平方メートルです。
(ちなみに未完成で有名なサグラダ・ファミリアは1882年着工で2026年完成予定です)
ヘルメットを着用しての見学となっており、工事の様子も見学することができました。
一つ一つの木彫りが丁寧に掘られており、釘を一切使わずに建てられた建物は手作り感が随所に感じられ、優しい心落ち着く空間。
細かく施された彫刻は圧巻の一言。
周りの風景も相まってどこか別世界にいるような感覚になります。
タイの大富豪が個人の財産で作ったというのも驚きです。
ちなみに敷地内ではゾウ乗り体験ができたりボートに乗ることができたりと、パタヤの観光名所でも有名です。
■ケープ・ダラ・リゾート・パタヤ
続いてはパタヤの北側に位置する5つ星ホテルの見学です。
特筆すべきは入口を抜けて目の前に広がる景色。
エントランスに足を踏み入れると、アジアンリゾートの粋を感じさせる家具が並ぶロビーの向こうに、プールと海…。
カフェエリアには、プールの中に埋め込まれたソファースペースがあり、風景を生かした作りとなっています。
客室は青と淡い白色の木を基調とした色味でシンプルな内装。
窓一面に広がる海の景色を取り込んだ設計になっています。
ビューバスで海景色を楽しみながら入浴できる贅沢なお風呂。
■インターコンチネンタル・パタヤリゾート
続いてはタイ湾を見下ろす緑豊かな岬に位置するインターコンチネンタル・パタヤリゾートへ。
宿泊施設は広大な敷地に分棟で建てられており、パタヤの街並みの賑やかな印象ではなく、まるで離島にいるかのような雰囲気。
こちらも立地を生かした美しい風景をエントランス・客室から臨むことができ、リゾート地ならではの開放感を感じることができます。
客室内装はチークの色味を基調としたベージュカラーで纏められており、内外装通して自然を感じる色味で落ち着きのある上品な印象を受けました。
ホテルのプライベートビーチも設けられており、残念ながら泳げるほど綺麗とは言えませんが、
やっぱり海を見ながらゆったりできる空間は大事ですね。
美しいサンセットを眺めながら、ラグジュアリーなひとときが過ごせました。
全体を通じて、リゾート地ならではの自然や風景と調和した設計、内装に関しては落ち着いた印象の建物が多いパタヤの建築。
基本的にどのホテルも自然素材を使用し全体を悠々たる趣に設え、大自然に抱かれながら時間を忘れてのんびり過ごせそうな空間です。
今現在もホテルの改修工事を行っておりますので、今回の経験を設計活動に還元していきたいと思います!
~番外編~
タイと言えばゾウを目にする機会がとても多いです。
タイ語では象を「チャーン」と呼び、象はタイの人々にとって特別な存在。
(かつて他国との戦争になると王は象に乗って戦いに臨み、象は王を守り先頭を切って戦う勇気と誇りの象徴だそう)
幅16m、高さ24mの巨大なピンクガネーシャ像で有名なワット・サマーン・ラッタナーラームにも立ち寄りました。
ガネーシャ像の周りには、合計14匹のネズミがいます。
ネズミの像は曜日ごとに色分けされ、お願い事は自分のお誕生日の曜日と同じ色のネズミに祈願します。
祈願の方法は、靴を脱いで踏み台の上に立ち、ネズミの片耳に直接願い事を囁いてお願いをし、ネズミたちが祈願者に代わってガネーシャに願い事を伝えてくれるのだそう。
SAPメンバーもしっかり願い事をしてきました。
最後まで読んで頂きขอบคุณครับ
よこ