私たちシマダアセットパートナーズでは、日ごろから
”永く愛され続ける建物づくり“を心掛けて建物づくりを行っているのですが、
もっといろいろなデザインを体感・勉強してみたい!ということで、
北欧はフィンランド・スウェーデンへ行ってきました。
自然豊かな森になじみ深いフィンランドでは、都市計画にもそのスピリットが反映されています。
木々の中で暮らすことが心地よいと感じる文化があるそうで、
木の高さ(6階建てくらい)より高い建物はほとんどありません。
色合いも自然になじむ色が使われているので、全体的にやさしい統一感があります。
もともと日本人も自然と寄り添って暮らしているので、
なんとなく通じるものがあるような気がしますが、
日本人の感性にはない配色やデザインはどれも魅力的!
都心でも緑が多く、ゆったりとした時間が流れているフィンランドは、
なんだがとても居心地がよかったです。
そして、フィンランドの有名な建築家といえば、アルヴァ・アアルト。この旅の目玉です。
今回の旅は、アアルトの自邸・アトリエ、そしてアアルトが設計したレストラン、SAVOY…
とアアルト三昧。
温かみのある色使い、飽きのこないシンプルなデザインの家具たち、
できるだけ光と自然を取り込もうとする工夫がうまくミックスされて、
とても心地よい空間がそこには広がっていました。
上の写真は、アアルトのアトリエ。光と自然の取り込み方がさすが!です。
曇っているのに照明なしでこんなに明るくて気持ちいい空間を作り出せるなんて。
個人的にこの旅で一番ときめいたのは、すてきな照明器具たち。
日照時間が短い北欧において、照明器具は重要な役割を担っていることもあり、
どこのお店に入っても、照明の使い方が素敵で、空間のアクセントになっています。
こういった細部へのこだわりが、よりよい空間づくりにつながっているんですね。
短い時間ではありましたが、おもいっきり北欧デザインを感じて
素敵と感じるものってなんだろう?ずっと愛されるものってなんだろう?と
改めて考えさせられる旅でした。
続く。。
(muu)