新規物件『パティオ豪徳寺』、と思わせぶりなタイトルですが、、、
皆様の期待を「裏切って」申し訳ありません。
販売中のパティオ梅ヶ丘のお話です。
見て下さい、まるで南国にいるかのようなこの風景を。
この美しい外観、どこかで見た風景と重なりますね。
そう、ハワイのロイヤルハワイアン、通称「ピンク・パレス」です。分かった方は相当なセレブですね。
早くコロナ騒動が収拾して、夏の海で気持ちよく余暇を過ごすことが出来る状況になると良いですね。
そんなパティオ梅ヶ丘ですが、もしかしたら、パティオ豪徳寺というネーミングになっていたかもしれません。
所在地は世田谷区梅丘2丁目ですが、最寄駅は小田急線「豪徳寺」駅。東急世田谷線「山下」駅もすぐ。
勿論、小田急線「梅ヶ丘」駅も大差ない距離で利用可能。
物件名を決める際、近隣の物件名も参考にします。
物件所在地の100m四方に「豪徳寺」と「梅ヶ丘」の名称がどれ位あるか調べました。
西側に多く存在する青色印が「豪徳寺」、東側に多いピンク印が「梅ヶ丘」、接戦ですね。
若干「梅ヶ丘」優勢ですが、「豪徳寺」も立派なマンションが多数あり、存在感あります。
中央の赤く塗られた物件がパティオ梅ヶ丘ですが、ジグザグに分かれた中央に中庭(パティオ)が有り、
物件名の「パティオ」は中庭を挟んでデザインされた外観からきています。
こうして、物件名は「パティオ梅ヶ丘」に決まったり、そうでなかったり、ラジバンダリ。 古い。。。
しかし、先程のMAPを見ていると、どこかで見た感じが。。。
そう、これです。
分かる人には分かるかと思いますが、そう、天下分け目の「関ケ原の戦い」です。
こちらの方が、イメージし易いですね。青が豪徳寺、赤が梅ヶ丘!?
一夜にして決戦したと言われていますが、欧米の著名な学者は布陣図を見て、「西側が圧倒的に優勢」と一言。
なぜ東側(徳川家康)が勝利したのか。それは小早川秀秋の「裏切り」が要因と言われています。
とある歴史家の先生によると、東側に陣取る吉川広家の「裏切り」も要因とか。
どちらにしても、「裏切り」を誘発する家康の準備力が勝因かと思います。
作家の佐藤優さんは、政治は「裏切り」の歴史と申されており、歴史を学んで教養を得る事が大事だと。
教養がビジネスの場における処世術にも活かされる、とのこと。
長い歴史を短時間で学びたい方はこちらの書籍を読まれてみては。
元外交官の作家が企画した本で、世界史と照らし合せた時系列がまとまっていたり、読み易いです。
さて、何度か「裏切り」と書きましたが、パティオ梅ヶ丘は賃貸人も賃借人も「裏切りません」。
敢えてジグザグに分筆し、各居室の採光と中庭を望むよう設計されたデザイン。
グッドデザイン賞も受賞しております。グッドデザインに住むことが出来る、希少な物件です。
コロナの影響等も含め、幾つか解約も出ましたが、退去後すぐに次の入居者が決まっています。
すぐに決まってしまうので、なかなか室内を御覧頂く機会が無いのも残念なので、室内画像を御紹介します。
暗くなってしまいがちな1階の部屋には、採光を上手く取りながらにデザインしています。
こちらの部屋も、1階とは思えない天井高で、東側からの採光を確保。
パティオを望むように設計されており、丸い鏡の洗面台も可愛いですね。
窓にはロールブラインドも設備として設置済みで、プライバシーにも配慮。
こちらは最上階の部屋ですが、三方向から採光が取れています。
天井高も高く、手前に少し写っていますが、ロフト付きです。
こちらはロフトに上がる梯子と造作家具をデザインして、空間を立体的に活用出来るようになっています。
梯子の下には造作デスクが。現在の緊急事態宣言下でのテレワークスペースに丁度良いですね!
部屋探しをされている方の期待値も「裏切らない」。
そんなパティオ豪徳寺、、、失礼、パティオ梅ヶ丘の室内を御紹介させて頂きました。
PS。
もうひとつエピソードを。
元所有者様が「世田谷ボロ市」で購入し、桜の苗木を大事に育てられた大きな桜の木。
御子様の成長と共にその成長を見届けられてきたと伺いました。
しかし、桜の木を活かしてデザインする予定でしたが、どうしても難しくて断念したことを以前のブログでお伝えしました。
https://shimada-sap.co.jp/news/report/investment/2623/
でも、私たちはその「想い」をささやかながら継承させて頂きました。
パティオの中央に、小さなものですが、桜の木を植えています。
そして、先月少しですが無事に桜の花が咲きました。
入居者の皆さんにも桜の成長を愉しんで頂けると嬉しいな、と思います。
以上、裏切りとは無縁なオーシャンパシフィックピース ウッキーでした。