こんにちは!いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
本日は、計画中の本郷テラスハウスについてご紹介します。
用地取得の記事はこちらです。
まずは敷地のご紹介です。
この写真は昨年初めて敷地を訪れた時の写真です。
前面道路は少し坂道になっていて、3m程下がった部分に敷地があります。
以前は道路から階段を降り、通路を挟んで数件の2階建ての戸建てが建っていました。
こちらは敷地中心から見た写真です。
計画は3階建てですが、敷地自体が1層分低くなっているので、このイメージより1層分高くなるとすると圧迫感を感じない計画が必要だと感じました。
初めて訪れた時の印象としてはなかなか特殊な敷地条件だと感じましたが、どのようにプランを考えていこうかとやる気が出てきます!
そして、建物の計画へ入ります。
現状は建物を解体してこのようになっています。
ポイントとしては、道路より低い敷地で圧迫感を感じない工夫と、アプローチを短くすることでした。
これまで通り道路から一度下り、更に3階の世帯となると階段を4層分も上り下りすることになってしまいます。
そこで何度も検討を重ね、たどり着いた形がこちらです!
アプローチを2階からとすることにしました。
全住戸2階が玄関となっていて、多くの世帯がメゾネットとなっています。
1~2階、2~3階の世帯を組み合わせていてかなり複雑なプランでしたが、考えつくしてベストなプランができたと思います。
1階は玄関よりも下の階になるので、地下のような感覚かもしれませんが、暗い地下室のようなネガティブな印象ではなく、光の取り入れ方や内装を工夫して秘密基地のような感覚の部屋にできればと思っています。
外観は検討中ですが『層』をテーマに、同じ素材で幅の違う外壁材を組み合わせて層を表現しています。
完成形を見れば、当初の敷地形状が浮かばないくらい、イメージが変わっているのではないかと思います。
着工しましたら、工事中の様子もご紹介していきたいと思います!