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【まなたびレポート】熱気とカオス,そして圧倒的成長!インド・ムンバイまなたび記

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2026.07.03

こんにちは!アサシンです。

今年のシマダグループの「まなたび」は、人口世界第1位の国・インド、その中心都市のひとつであるムンバイへ行ってまいりました。

「まなたび」とは、シマダグループの社員旅行のこと。“学び”と“旅”を掛け合わせたこの機会は、毎回たくさんの発見と刺激にあふれています。

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今回訪れたムンバイは、想像以上にエネルギッシュな街でした。街を埋め尽くす人、人、人。絶え間なく走る車やバイク。急成長する経済と、そこで力強く生きる人々の姿。現地で見て、歩いて、感じた“インドの今”をお届けします。


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―まずはインドの基本情報から―

インドは、面積が日本の約9倍、人口は約14億7,600万人。中国を抜いて世界第1位の人口を抱える超大国です。世界全体の人口の約18%、つまりおよそ6人に1人がインド人という計算になります。

さらに印象的なのが、その若さです。平均年齢は29.2歳で、日本の49.1歳と比べても非常に若く、国全体に勢いがあるのも納得です。65歳以上の高齢化率もインドは7.1%と低く、日本の29.4%とは大きな差があります。

経済面でもインドは力強い成長を続けており、GDPは世界第4位。直近のGDP成長率は7.7%とされており、膨大な人口を背景にした旺盛な国内消費と、政府による積極的なインフラ投資が成長を支えています。まさに、世界の注目を集める成長国のひとつです。


▲ 日本の約9倍の面積、約12倍の人口。若さと規模、そのすべてが桁違いのスケールです。


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―ムンバイの第一印象は、とにかく“熱い”―

今回のまなたびの時期は、ちょうどモンスーンの時期でした。インドは「暑季」「雨季」「乾季」の3つの季節に分かれますが、幸いにも日中はすっきりと晴れ渡り、インドらしい強烈な日差しと暑さが出迎えてくれました。


▲ 暑季・雨季・乾季、それぞれに全く違う顔を見せるインドの気候。

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街に出ると、そこには想像以上のエネルギーがありました。人の多さ、車とバイクの多さ、そして道路の大渋滞。日本の整然とした交通環境とはまったく異なる、混沌とした空気感に最初は圧倒されました。

けれど、ただ“カオス”なのではなく、その中には確かに前へ進み続ける力がありました。整っていないように見えて、ものすごい勢いで社会が動いている。その熱気こそが、成長し続けるインドの姿なのだと強く感じました。


▲ 人、車、バイクがあふれるムンバイの街並み。最初は圧倒されましたが、そこにこそ成長の勢いを感じました。


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―成長の裏側にある、貧富の格差という現実―

一方で、ムンバイではインドの明るい成長だけでなく、その裏側にある厳しい現実も目の当たりにしました。

インドでは、上位1%の富裕層が国全体の富の40%以上を保有しているとも言われています。国全体としては豊かになり、貧困率は大きく改善している一方で、「持てる者」と「持たざる者」の差は依然として大きく、街を歩くとそのコントラストに圧倒されます。


▲ 光と影が同じ画面の中に共存している。それがムンバイという街の姿です。

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近代的な超高層ビルのすぐ隣にスラム街が広がる風景は、まさにムンバイという都市の象徴のひとつでした。急成長の光と影が、これほど近い距離に共存していることに、強い衝撃を受けました。


▲ 急成長する都市のすぐ隣に、まったく異なる暮らしがある。そのコントラストが非常に印象的でした。


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―驚愕のムンバイ不動産事情―

シマダグループの一員として、やはり現地で特に注目したのは不動産事情です。今回の視察で最も驚いたことのひとつが、ムンバイの不動産価格の高さでした。

たとえば、築2年・60㎡ほどの2LDKタイプの一般的なマンションで、価格は約3,300万円。さらに、新築20階建てのタワーマンションでは、80㎡の2LDKタイプで約9,000万円にもなります。しかも、キッチンのグリルやエアコンは購入後に自分で設置する必要があるケースもあり、日本との違いも興味深い点でした。


▲ ムンバイの新築タワーマンション。20階建てクラスの高層物件が次々と建設されています。

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一方で、高級物件では天井高約3.0m、床は大理石仕上げ、ラウンジやプールを備えた共用部など、非常にラグジュアリーな仕様も見られました。


▲ 高級住戸は天井高や素材感にもこだわりがあり、非常に開放感のある空間でした。

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ムンバイは、海に囲まれた細長い地形による極端な土地不足と急激な経済成長が重なり、世界の主要都市の中でも特に不動産バブルの熱量が高い都市のひとつだと感じます。


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―超高級住宅街と、日本企業の挑戦に大きな刺激―

ムンバイの超高級住宅街は、大きく分けると2つのエリアに集中しています。

ひとつは、伝統的な富豪が住む南部の「サウス・ムンバイ」。なかでもAltamount Roadは“ビリオネア・ストリート”とも呼ばれ、日本の坪単価に換算すると1億5,000万円規模ともいわれる別格のエリアです。

もうひとつが、西部郊外の「ジュフ(Juhu)」。こちらはビーチリゾートの雰囲気を持ち、ボリウッドスターや新興富裕層に人気のエリアで、坪単価換算では5,000万円規模ともされます。どちらのエリアも、ムンバイの土地の希少性と経済成長の勢いを強く感じさせる場所でした。


▲ 土地不足、価格高騰、日本企業の進出。ムンバイ不動産市場を象徴する5つのキーワード。

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さらに、今回特に大きな刺激を受けたのが、日本のデベロッパーの存在感でした。住友不動産は、ムンバイを東京に並ぶ一大事業拠点と位置づけ、現地法人を通じて総事業費約1兆円規模、計5つのプロジェクトを展開しているとのことです。

一般的に海外での不動産開発は現地企業との合弁が多い中で、用地取得から開発、リーシング、管理までを一貫して自社で行うスタイルは非常に印象的でした。しかも、開発後に転売するのではなく、長期保有・自社運営を前提にしている点にも、強い意思と覚悟を感じます。


▲ 中央銀行や証券取引所、大手金融機関が集積するBKC地区。ムンバイ屈指の新都心です。

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今回見学させていただいたBKC地区(バンドラ・クルラ・コンプレックス)は、中央銀行や証券取引所、大手金融機関、外資系企業が集まるムンバイ随一の新都心です。この一等地で日本企業が大規模開発に挑んでいる姿を目の当たりにし、不動産業界に身を置く者として大きな刺激を受けました。


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―国民的スポーツ・クリケットを体感―

インドにおいて、クリケットは単なるスポーツではありません。まるで“宗教”とまで言われるほど、人々の生活や感情に深く根付いた国民的スポーツです。

その象徴ともいえるのが、毎年春に開催されるIPL(インディアン・プレミアリーグ)。世界最高峰のT20リーグとして知られ、その放映権規模や注目度は、アメリカのNFLや欧州サッカーのプレミアリーグにも匹敵するといわれています。

今回のまなたびでは、そんなクリケット文化にも触れることができました。現地の人々が熱狂するものを体験することで、ビジネスや街の景色だけでは見えない、インド社会の熱量に近づけた気がします。


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―格差社会の中で、いちばん心に残った“笑顔”―

今回の旅を通して深く考えさせられたのは、世界有数ともいわれる貧富の格差です。近代的な高層ビルのすぐそばにスラム街が広がる光景は、成長のダイナミズムと同時に、その裏側の厳しさも映し出していました。

しかし、そんな中で最も強く心に残ったのは、そこで暮らす人々の表情でした。決して豊かとは言えない環境にあっても、悲観的な空気はほとんど感じませんでした。むしろ、底抜けに明るく、たくさんの笑顔にあふれていたことが印象的でした。


▲ 物質的な豊かさだけではない、人としてのたくましさと前向きさを教えられた気がします。

物質的な豊かさだけではない、人としてのたくましさや前向きさ。今回の旅では、経済成長や不動産市況といった数字だけでは測れない、大切な学びを得ることができました。


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―まとめ―

今回のムンバイまなたびは、圧倒的な経済成長とダイナミックなビジネスの現場、そして人々の力強いエネルギーに直接触れることができた、かけがえのない経験となりました。

熱気、カオス、成長、格差、そして笑顔。ムンバイには、一言では語りきれない多面性があります。だからこそ、現地に足を運び、自分の目で見て、肌で感じることの大切さを改めて実感しました。

今回の旅で受けた強烈な刺激と学びを、これからの日々の業務にもしっかりと活かしてまいります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

アサシン