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【着工-上棟】”BOLERO池袋”工事中

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2026.04.14

皆さん、こんにちは。

新年度の波に飲み込まれて、日常がバタバタとカオス(混沌)を極めている方も多いのではないでしょうか。

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そもそも私たちの周りは不規則なもので溢れています。

しかし、不思議なことに、モーツァルトの楽曲や小川のせせらぎのような「1/fゆらぎ」と呼ばれる不規則なリズムに触れると、私たちは心地よさを感じます。

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最近の建築デザインでも、あえて窓の配置をバラバラにするような「ランダム」な手法が流行していますが、それはこのカオスな心地よさを求めた結果かもしれません。

△メグロセンゾクU(筆者設計)

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しかし、現在工事中の集合住宅「BOLERO池袋」は、単なる「ランダム」とは一線を画し、緻密に計算された「リズム」を特徴とする建築です。

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以下、「BOLERO池袋」を3つのトピックに分けてご紹介します。

 


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□コルビュジエの「水平連続窓」とラヴェルの「ボレロ」

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1920年代、近代建築の巨匠ル・コルビュジエは「近代建築の五原則」を提唱し、建物を重い石の壁から解放しました。その五原則の一つが「水平連続窓」です。

柱によって建物を支えることで、横に長く続く窓を自由に配置できるようになったという、当時の建築界における「大革命」でした。

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奇しくも同年代1928年、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルはオーケストラ・バレエ曲「ボレロ」を作曲しました

同じリズムと同じ旋律が延々と繰り返され、少しずつ展開しながら進むという、極めて変態的……いや、特徴的な構造を持つ名曲です

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「BOLERO池袋」では、この2つのイノベーションを見事に結合させました。

「反復する水平ライン=ボレロのリズム」という明確な対応関係を持たせ、多様なサイズの水平窓が建物をぐるっと一周するように連続しています

ファサード(外観)自体が、あの「タ・タタタタ・タタタタ」というリズムを作っているのです

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□ 外観(ファサード):三角形の敷地が生む「奥行き」の変化

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建物の外装はシルバーのガルバリウム鋼板の波板で覆われ、クリーンで軽快な印象を与えます。

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また、この敷地は特徴的な「三角形平面」です

しかし、このネガティブに見える形状こそがこの建築にさらなる深みを与えています。

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三角形の辺に合わせて建物の奥行きが変化することで、水平連続窓の反復に微妙な変化が生まれ、まさにボレロの曲中で楽器が入れ替わり、色彩が変わっていくような視覚的なクレッシェンドを演出しています

△301号室

△303号室

 


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□ 間取り(平面計画):「全室・角部屋」の構成

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この建物は12戸の「長屋」という形式をとっていますが、建物のヴォリュームを戸建てのように「2つに分割」しています

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これによりすべてが角部屋となり、2〜3方向に開く構成を実現しました

かつてこの地を流れていた谷端川の緑道(ランドスケープ)に向かって多方向に開かれた窓からは、自然の光と風がふんだんに取り込まれます

 


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かつてこの周辺には「池袋モンパルナス」と呼ばれたアトリエ村があり、芸術家たちが集っていました

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戸建てのようにそれぞれが独立した生活環境を感じられながらも、全体の一部ともとらえられるこの建築は、地域の豊かなスケール感を見事に継承しています

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SAP物件の中でも最大級のボリュームを持つアパートとなっています。

2026年7月竣工予定!

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