営業のベテラン新人のザキシマです。
先週、小5の長男坊が塾に通い始めました。
「中学校受験、してみたい!かも。」
なんだよ「かも!」って?
この夏、遊び惚けているようにしかパパにはみえていないぞぉー
どこまで本気なのか…
とりあえずは、見守っていきます。
さて、私たちシマダグループは7月に、
「研修旅行」 = 「まなたび」 “旅をしながら学ぶ、学びながら旅をする”
と題し、モンゴルに行ってきました!
昨年TBS系ドラマで流行した「VIVANT」。
ご存じの方も多いはず。
劇中の「バルカ共和国」は、モンゴルが舞台です。
長期にわたる海外ロケで撮影されたこのドラマはファンも多く、大手旅行会社ではモンゴルのロケ地を巡るツアーが開催されているほどです。
日曜劇場「VIVANT」のロケ地を巡る・モンゴル5日|日本旅行
https://www.nta.co.jp/kaigai/asia/mongolia/special-vivant/
我々もそんなモンゴルの景色に興味が湧きます。
言語も異なる未知な旅先は、五感をフル活動して濃厚な時間が過ごせるはず。
「よし、モンゴルに行こう!」
5日間の「まなたび モンゴル」が決行となりました!!
モンゴル!?
やはり、チンギス・ハーン?
それともモンゴル帝国、遊牧民、大草原やゲル…
角界で活躍するモンゴル人力士からモンゴル相撲をイメージする方も多いのでしょうか?
簡単にモンゴルを紹介します。
- 首都: ウランバートル
モンゴル語で「赤い英雄」、世界一寒い首都とも言われています
- 面積: 日本の約4倍の広さ
- 人口: 約350万人(日本の約1/40、横浜市人口より少ない)
首都ウランバートルに全人口の約半数が集中 - 人口密度: 2人/㎢(世界一の低さ、日本は341人/㎢)
- 公用語: モンゴル語
- 通貨: トゥグリク(MNT)レートはMNT100≒約4.6円
- 時差: −1時間
今回は首都ウランバートルと首都から1時間ほどの国定公園内のゲルホテルに宿泊します。
大草原と大都市
成田空港からウランバートル近郊のチンギスハーン国際空港まで直行便があり、飛行時間は約5時間半。
空港到着後バス移動の車窓には、見渡す限りの草原と点在するゲル(伝統的移動式住居)、そして馬や羊の群れ。
のどかな遊牧風景がひたすら続きます。
宿泊先はゲル風ホテル
家畜とともに草原を移動して生活する遊牧民の住居をモンゴル語でゲルと呼びます。
2・3人で2時間もあれば組み立てが出来るようです。
我々が宿泊するのはゲル風ホテル。
一般的にはないシャワーや水洗トイレなどが設置され、エアコンもバッチリ。
間仕切りがない円形の空間に3ベッドというシンプルなつくり。
食事
羊肉やヤギの肉料理がメインです。美味しいというより、生きるための食事といった印象でした。
焼いたり煮込んだりするシンプルな料理が多く、また調味料も多くなく味付けもまたシンプル。
モンゴルの人が好む「馬乳酒」(馬の乳を発酵させて固形バターを入れ撹拌させたもの)は… 酸味が強い!個人的には1杯で満足でした。(写真 馬の革に入った馬乳酒。時折混ぜ棒で撹拌させます)
ちなみにアルコール度数は3%ほど。
伝統的に肉料理(赤い料理)と乳製品や小麦粉料理(白い料理)に大別され、季節ごとに食されます。
遊牧生活と極端な気候が、実用的かつ伝統的なモンゴル料理を形作っているようです。
モンゴル相撲と日本の大相撲
一日を草原で過ごす日があり、乗馬体験や現地の遊牧民の方が祭りを開催してくれました。
首都ウランバートルで毎年7月に3日間にわたる国民的大祭が開かれます。
その祭りを「ナーダム」(モンゴル語で「祭り」)と呼び、競馬・相撲(ブフ)・弓の3つの競技が開催されます。
モンゴルの相撲は、勝負がつくのに3日間も戦い続けることがあるようです。現地開催の相撲でも15分以上かかった一戦もありました。相撲というよりレスリングに近いと感じました。
瞬時に勝敗が決まることもある日本の大相撲を見慣れているためか、正直少し長く感じましたが、猛者の荒い呼吸と駆け引きは見どころ満載です。
我々も会場(草原)に土俵を作り、まわしを締めて「島田大相撲 蒙古場所」を開催しました。
ウランバートルの新築マンション
3チームに分かれて現地研修も実施。
不動産チームは市内で幾つか分譲マンションの見学でした。マンション開発の現場は多く見かけましたが、ワンルームなどの物件ではなくファミリーの実需マンションの開発が多いようです。
価格は新築で@150前後。
モンゴルの平均年収が80-100万円ほどですので、新築のマンションは少し手が届きにくい価格といえます。
ただ、室内空間は見栄えが良く、完成度も高いように見えました。
なお、研修はホテル部門の社員は市内のホテルに出向きサービス向上のヒントを得て、介護運営者が集まるチームは現地の介護施設を訪問し、異文化の中での介護の実践方法を学びました。
モンゴルでゴルフ
お楽しみの終日フリーな日には、オプショナルツアーが準備され、様々なモンゴルを満喫できる日が準備されていました。
- 砂漠ツアー
- Bogd山ハイキング
- ホスタイン国立公園
- ゴルフ
私はゴルフを選択。超壮大でレアな18ホールを堪能しました。レア体験を少し御紹介。
ティーグランドからの景色がどのホールも同じような感じで…
私「どこに向かって打つのかな?」
キャディー「あの岩がみえるか?その方向にグリーンが見えるだろ!」
言われると、何となくのコースが見えてきます。
また、モンゴルは水捌けが余り良くありません。グリーンが人工芝になっていて、水たまりになっていました…
モンゴルの心
帰国後に知った話ですが、東日本大震災の際、モンゴル政府は日本に対して1,000,000ドルの寄付をしていただいています。
また、国内の全国家公務員団体が全職員の1日分の給与を集めて寄付を実施していただきました。
国外への義援金としては、過去に例のない規模だったそうです。
親日国モンゴルへの感謝と未来
近くて遠い国のイメージですが、30年ほど前に社会主義から資本主義に変わり、これからも発展を続けていく親日国のモンゴル。
投資目線でも興味深い国だと感じました。
今回の旅が、社員一人ひとりにとって成長のきっかけとなり、シマダグループ全体のさらなる飛躍につながればと願っています。
ザキシマ