皆様こんにちは。
早いものでもう8月も終盤…。
この時期になると夏休みの宿題の追い込みの時期でもありますが、
最近では夏休みの宿題がそもそも必要か?と議論が交わされるニュースを見ました。
今は学生の3人に1人が夏休みの宿題に生成AIを使っているとかで、
活用している内容の1位は『読書感想文』。
これが生成AIで丸パクリしたかバレるかと言うと、普段の子どもの文章や作品を見ている教師からすると、
ひと目でわかってしまうことが多いそう。
明らかに普段使わない言葉を使っていたり、技術が高すぎたりするので気付いてしまうのだとか。
ちなみに生成AIが出る前にも、親の手を借りて宿題をしたり、
外部の業者に依頼したりといった例はあったそうです。
逆に小中学生で、外部業者に委託して感想文を書いて貰う発想に至る方が凄いなぁ…と
変に感心してしまいました。
生成AIはあくまでサポートツールで、自分で考えを養って上手く活用していけたら良いですね。
前置きが長くなってしまいましたが、以前こちらで紹介した
【新規物件取得】千歳烏山アパート用地 にて工事がスタートしました!
千歳烏山駅・徒歩7分の立地に3棟のアパートを計画しました。
前置きで生成AIの話をしましたが、こちらの物件の外観を周りの方に教えてもらいながら
生成AIに考えて貰う試みをしてみました。
建物の間取りや窓位置は詰めた状態で、プロンプトに具体的なイメージの文言を入力。
ちなみに一番初めの素地の状態はこちら。
建物中央に共用階段を設計し、まるで6 棟?建ち並ぶプラン計画しました。
左からABC棟と呼んでおり、A 棟8 室、B 棟7 室、C 室7 室の合計22室。
18 ㎡ 台の1 R から30 ㎡ 台のお部屋までバリエーション豊かな間取りとなっています。
さて、ここに色んなプロンプト(指示の入力)を行います。
そうするとこんな感じですぐに何案か出してくれます。
おぉ、随分と賑やかな建物になりました。
線を勝手に外壁や窓や道路と認識。凄い。
間違っていますが、玄関ドアや街灯と判断して素材も切り替えて提案してくれます。
色味の指定をしていなかったので、そこにもっと落ち着いた色で、という指示を追加。
一案スーモが張り付いた建物みたいなのも交じっていますが、
大分落ち着いたトーンになってきました。
これは使えそう。
窓位置や周囲の建物に誤差はあるものの、外観を練っていくには有効なツールですね。
面白くなってきたので、もう少し。
段々精度も上がってきました。
色の切り替えや目地入れなど面白いものもあります。
これをヒントに3 棟ならではの外観・外構デザインを詰めて行きます。
そして出来たのがこちら。
建物の道路側を斜めに設計することで帰ってくる人を迎え入れるデザイン。という前提のもと
敷地の中心で白と黒に分かれた外観。真ん中のB 棟は白黒のツートーンとしています。
横から見ると、このような形。
合わせて外構を計画。
建物に出てくる三角を意識したアプローチとなっています。
もっと植栽計画も詰めて行きたいと思います。
完成は来年2月を予定しています!
乞うご期待ください。
よこ