皆さまこんにちは。まつこです。
暑ーい夏がそろそろ終わる9月後半に入りましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
スポーツ界では熱い戦いが続いていて、8月はバスケットボールワールドカップ、9月はラグビーワールドカップ、サッカー日本代表も親善試合で大活躍です。
次戦の活躍に期待してワクワクドキドキがとまりませんね。
そんな中、最近、建築もドキドキしているんです。
やよいでドキドキしている建築が上棟したのでご報告です。
ドキドキしている建築? 恋している建築?
なんだかかわいいのでそれでも良いのですが、
今回は、土器土器ですww
中野区の弥生町という場所で、その土地に、歴史に、そこに暮らしていた人々に想いをはせながら計画した建築がただいま工事真っ最中です。
実は中野区内では弥生時代の集落がいくつか発見されており、ここ中野弥生町は弥生時代から人々が暮らしてきた街なのです。
敷地の「弥生町」という町名の由来も弥生土器の発見地であることにちなんでいて、そんな土地に計画する建物は、なんだかその時代の雰囲気を持っているようなものにしたい。。。dokidoki
そんなことを思いながら、計画を始めました。
まず、建物配置について検討です。
周辺の状況から、敷地内に広場をつくってそこから各部屋へアクセスする建物の配置としました。
つぎに、なめらかに奥の広場へ視線を引き込むように内側の角をとって曲面の壁をつくりました。
左官仕上げで優しい建物の雰囲気は、弥生土器のフォルムを思わせるような雰囲気につながるのではないかと。。。dokidoki
優しく愛嬌のある曲面壁は、過密な住宅地に親しみやすい印象を与えてくれるのではないでしょうか。
そんな願いを込めています。(完成予想パース)
室内にもそのまま曲面が現れます。
ここはまっすぐな壁にはない広がりが感じられたり、包み込まれるように感じたりする優しい雰囲気のお部屋になりそうです。dokidoki
画像引用:常総市/デジタルミュージアム
弥生土器に施されている代表的な文様の一つに「くしがき文」があります。
ギザギザの模様が、床材のヘリンボーンの模様に似ています。
※ヘリンボーン … 床材をV字になるように並べて貼り付けていく方法のこと
もちろん採用です。(完成予想パース)
まだまだ工事中の中野弥生町テラスですが、外部内部にドキ土器デザインを加えながら少しずつ完成に向けて歩んでおります。
完成まで楽しみにお待ちください!
(完成予想パース)
BYまつこ