Works

私たちが手掛けた物件事例

桜の木を取り囲む放射状の集合住宅

サクラノキテラス

収益物件東京都目黒区上目黒

メゾネットの住戸がリズミカルに連なる
ユニークな形状をした全６戸の集合住宅。
パブリックスペースのコアには桜の木が立ち、
春には、各部屋から満開の桜を眺めることができる。
桜の木は建物のアイコンであり
入居する人々に寄り添うシンボル的存在でもある。

GOOD DESIGN

Concept

窓ガラスに映る桜の木が
日々の暮らしを演出する

敷地内にある桜の木を中心にして放射状に配置された全6戸の賃貸集合住宅。各住戸の平面プランはどれも台形からなるユニークな形状で、3層のメゾネットタイプはそれぞれのフロアのから異なる景色を楽しめる。
また自然光を十分にとり入れられるように各フロアの開口部をほぼ全面ガラスにしている。建物名の通り、春になれば1階のテラスからは桜の幹、2階は桜の花や葉、3階は空に向かって咲く桜が楽しめる。日中は日差しが室内を心地よく照らし、夜は優しい灯りを意識した照明計画とした。

Background

人気の街、中目黒に佇む
ユニークなデザインの集合住宅

中目黒を流れる目黒川沿いは、お花見のシーズンになると多くの見物客が訪れる人気スポットである。周辺には人気のカフェやセレクトショップなどが軒を連ね、代官山や恵比寿などにも徒歩圏という好立地。一歩路地を入れば静かな住宅街が広がるため、暮らしやすさという点でも定評のある街だ。1日の間でも様々な表情を見せる中目黒。そんな街の一角に佇むユニークな形状の集合住宅である。

Designer

Architect

伊藤博之

建築家
埼玉県出身、東京大学大学院を修了後、日建設計を経て、1988年OFDA共同設立。1999年伊藤博之建築設計事務所設立。現在、工学院大学教授。集合住宅、ホテル、オフィスなどを多数手掛ける。シマダアセットパートナーズ株式会社とは「ホテル＆レジデンス六本木」など多くのプロジェクトで協働。日本建築学会作品選奨、RIBAAwards for International Excellence、東京建築士会住宅建築賞受賞。仕事の移動など、最近ますます自転車に乗る機会が増えている。

竣工

2010年2月
種別

収益物件
建設地

東京都目黒区上目黒
構造

木造
延床面積

269.27 ㎡
戸数

6戸

設計

伊藤博之建築設計事務所
シマダアセットパートナーズ株式会社